本日のニュースからです。要約すると、高校1年生が勉強しなくなっているというもの。
【現在通っている学校を選択した理由と満足度を尋ねると、「将来就きたい仕事と関連している」など、自らの意思で積極的に選んだ場合の方が満足度が高い傾向が見られた。】と書いてあります。
以前、北野武さんが「勉強をするから、何をしたいかわかるようになる。勉強をしないから、何をしたいかわからない」と言っていました。
勉強することで視野は広がります。様々なことがわかれば、興味があるもの、ないものがたくさん出てきます。
読書も同じです。賢い人が読書をするのではありません。「知らない」からこそ読書をすることで知識を身に着けるのです。自分が何でも知っているというのなら、読書するなんて無意味ですよね。
高校の勉強は中学と比べて桁違いに難しくなります。「中学時代にもっとやっておけば・・・」なんて声もよく聞きます。数学でよくあるのが、わからないところが一つわかったら、さらにわからないことが2つ現れる・・・。それを繰り返していくうちに、わからなかったものがわかるようになっていく。だから「わからない」ということは恥ずかしいことでも悪いことでもありません。「わからない」ことを「わかる」にするための勉強ですから