夏休みに入り、ワクワクしているお子さんも多いのではないでしょうか。夏休みは勉強面で大きく成長できる大切な時です。夏休みの勉強次第で2学期以降に大きな差が出てくることもあります。この記事では、夏休みに自宅で勉強に取り組む重要性とそのポイントについて解説します。小学生や中学生、さらには中3の受験生の方などはぜひ参考にしてください。
家で勉強に取り組む重要性
多くの人は学校だけでなく家でも勉強をしたほうがいい、ということはなんとなくわかっていると思います。一方で、家で勉強に取り組むことの重要性を理解することによって、さらに取り組みやすくなるでしょう。
ここでは、なぜ家で勉強に取り組むことが重要なのか解説します。
苦手を克服できる
夏休みに自宅でコツコツと勉強に取り組むことで、苦手科目や単元を克服できるかもしれません。夏休みの勉強法は特に学校のカリキュラムのように決まりがあるわけではないため、どの科目に取り組むかは自分で決めることができます。そのため、苦手科目を集中的に取り組むことで理解度の向上が期待できるでしょう。
また、塾とは違って勉強時間が決められているわけではないため、無理のない範囲で毎日少しずつ1学期の復習や苦手科目の勉強に取り組める点も大きな特徴です。
学習内容の定着が期待できる
苦手科目以外でも、1学期に学んだ内容を自宅学習で復習することにより、知識の定着が期待できます。特に漢字や計算、単語などは日々の学習を繰り返すことによって徐々に身についてきます。例えば夏休みの間、毎日計算を10問ずつ解く、英単語を20個ずつ覚えるといった形で学習していけば、2学期が始まる頃にはしっかりと知識として定着しているでしょう。
学習習慣をつける
毎日自宅で勉強し続けることにより、学習習慣を作ることが可能です。最初のうちはなかなか気が進まないかもしれませんが、数をこなしていくと、勉強をしないとなんだかスッキリしないといった状態になるはずです。「連続●日勉強継続中」など学習習慣を目に見える形で残しておくことで、モチベーションにもなるため継続しやすくなるでしょう。
夏休みの勉強のポイント
ここでは、夏休みに自宅で勉強を行う際のポイントについて解説します。ちょっとしたことを意識するだけでも勉強効率はアップするため、ぜひ参考にしてください。
夏休みの勉強時間は1教科1時間を目安に
夏休みはたくさんの時間がありますが、1教科に当てる勉強時間は1日1時間を目安にしましょう。これは、時間が短すぎると学習量として不十分で、逆に長すぎると集中力が続かないためです。1時間前後でタイミングを見てその科目の勉強を終え、休憩を挟んで次の科目に移りましょう。
勉強の目的をはっきりとさせておく
先述の通り、夏休みの間にどの科目の何の勉強をするかは自分自身で自由に決めることができます。ただし、勉強を行う目的を明確にしておかないと中途半端な勉強になってしまうため注意が必要です。
例えば、理解が不十分である苦手科目の克服を行うのか、理解できている部分の基礎固めを行うのか、目的によって取り組む内容も変わってきます。
夏休みを終える頃にはどのようになっていたいのか、目的を明確にしたうえで夏休みの勉強計画を立てていきましょう。
生活習慣が乱れないようにする
夏休みは学校がないため、夜更かしたり、二度寝、三度寝をしたりする人は少なくありません。しかし、このように生活習慣が乱れてしまうと、いざ勉強をしようとしてもなかなか集中できないでしょう。夏休みであっても、可能な限り学校がある時と同じ生活習慣を心がけることが大切です。規則正しい生活ができれば勉強と遊びのメリハリもつけやすくなるため、勉強にも取り組みやすくなるでしょう。
もっと勉強したい人は個別指導塾を活用
自宅で苦手克服や基礎固めなどの勉強に取り組むことは十分可能ですが、もっと勉強したい、わからない部分を質問したいといった願望を持っている人も少なくないでしょう。そういった人は、個別指導塾の利用がおすすめです。
ヒーローズでは、生徒の学習状況に応じた指導を行っているため、ニーズや目標に応じた勉強が可能です。もちろん気になる部分は講師にいつでも相談できます。また、集団授業を行うわけではないため、スケジュール調整も行いやすく、夏休み期間中であってもプライベートの予定との両立も可能です。
さらに授業は1コマ1,100円(税込)~となっているため、保護者の経済的な負担が軽減される点も大きな特徴です。夏期講習のみの受講も可能であるため、ぜひ利用を検討してみてください。
まとめ
今回は、自宅で行う夏休みの勉強の重要性と勉強に取り組む際のポイントについて解説しました。自宅学習は自分で自由に学習内容を決められるため、苦手克服や基礎固めなど目的に応じた勉強が可能です。夏休みの間に学習習慣を作れば、2学期以降も継続して勉強に取り組みやすくなるでしょう。一方で、自宅学習だけでは足りないといった場合は、個別指導塾などを利用することも1つの方法です。