冬休みは、夏休みや春休みに比べると非常に短い休みです。そのため、休みに入ったと思ったら、あっという間に年が明けて3学期がスタートしてしまったという人もいるでしょう。こんな冬休みでは、どのように宿題、勉強に取り組めばいいのでしょうか。この記事では、冬休みに勉強する際のポイントについて解説しています。お子さんが冬休みに入る前にぜひ参考にしてみてください。
冬休みの特徴とは?
学校によって違いはあるものの冬休みは、おおよそクリスマス前から2週間程度の休みなので、あっという間に感じる人も少なくないでしょう。また、クリスマスやお正月などのイベントもあるため、勉強もおろそかになってしまいがちです。一方で、たった2週間でも勉強にしっかりと取り組んでおくことで、苦手の克服や2学期の復習などができ、3学期のスタートダッシュをきることができます。
冬休みの宿題・勉強を行う際のポイント
ここでは、冬休みに宿題や勉強を行う際に押さえておきたいポイントについて解説します。短い休みだからこそ、よく考えて勉強に取り組むようにしましょう。
勉強計画を立てる
冬休みの勉強は、計画的に行うことが重要です。そのためにも、冬休みに入る前に勉強の計画を立てるようにしましょう。休みの間にやることをリストアップし、部活動、行事などのスケジュールを踏まえたうえで、勉強できる時間を確認してスケジュールを立てていきます。
なお、この時ポイントとなるのが、達成可能なスケジュールにすることです。例えば空いた時間を全て勉強に充ててしまうと、途中で挫折する可能性が高くなります。それでは元も子もないため、無理のない範囲でスケジュールをたてるようにしてください。
夜型生活にならないようにする
長期休暇はついつい夜更かししてしまうだけでなく、朝もゆっくり起きる人が少なくありません。また、夜遅くまで勉強をしようとする人もいるでしょう。しかし、夜型の生活が染み付いてしまうと、3学期が始まった時に生活リズムを取り戻すのが大変になります。そのため、朝早起きして勉強するなど、朝方の生活を心がけるようにしましょう。
勉強時間を増やす工夫をする
冬休みは非常に短いため、勉強時間を確保するように工夫する必要があります。日常生活を見直して隙間時間を勉強に活用するようにしましょう。例えば、いつもより30分早く起きて英単語を覚える、テレビを見る時間を30分削って問題集を解く、などです。たった30分でも約2週間の冬休み期間中毎日行えば、7時間になります。ぜひ、時間を増やす工夫をするようにしてください。
できれば宿題は年内に終わらせる
冬休みに宿題が出る学校が多いのではないかと思います。期間が短いこともあり、宿題の量自体は決して多くはないはずです。そのため、出来るだけ宿題は12月中に終わらせるようにしましょう。年内で宿題を終わらせ、年明けからは自分の課題としている教科や単元の学習、もしくは3学期に実力テストがある場合はその勉強などに取り組むようにしてください。
伸ばしたい部分に的を絞って取り組む
短い休みの間に満遍なく勉強しようとすると、かえって全部が中途半端になりかねません。中途半端だと「できなかった」と感じ自信をなくしてしまう恐れもあります。そのため、宿題以外の勉強に関しては、取り組む部分を絞るようにしましょう。冬休みに苦手な単元を1つ克服できれば、大きな達成感が得られるとともに、勉強のモチベーションもさらに高まるはずです。
塾の冬期講習を活用する
家で勉強するのが苦手、というお子さんの場合、塾の冬期講習を活用するのがおすすめです。冬期講習であれば決まった時間に勉強をすることになり、スケジュールも組みやすいため、無理なく勉強に取り組むことができるでしょう。冬期講習では、2学期の復習や3学期の予習などを行っているため、復習、予習に取り組みたい人にもぴったりです。塾によって自習室が使えるケースもあるので、授業のない時間でも勉強に取り組むこともできます。
また、個別指導塾であれば、苦手な科目、苦手な単元に焦点を当てたカリキュラムを組んでもらうこともできます。「ヒーローズ」でも「一人ひとりに合わせたカリキュラムで個別指導」を行っているため、ぜひ利用を検討してみてください。
まとめ
今回は、冬休みの勉強、宿題について解説しました。冬休みは期間が短いだけでなく、クリスマスやお正月などのイベントもあるため、勉強がおろそかになりがちです。一方で、短い期間でも計画的に勉強に取り組めば、苦手な単元の克服や3学期の予習、実力テストの準備などを行うこともできます。3学期のスタートダッシュを成功させるためにも、勉強計画を立て、冬休みの勉強に取り組むようにしてみてください。