教科書を使わない学校の先生の授業の受け方

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教育 2018.12.11

教科書を使わない学校の先生の授業の受け方

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教科書を使わない学校の先生の授業の受け方

目次

学校の先生が作ったプリントの方が、教科書より優れているのでしょうか?

「授業プリント」で進める先生の授業は、どう聴けば良いのでしょうか?

今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。

 

教科書を使わない学校の先生

たまに教科書を使わないで授業を進める学校の先生がいらっしゃいます。
教科書の代わりに学校の先生がご自身で力作した「授業プリント」が使われます。

教科書から要点のみを抜粋した「まとめプリント」や、
解法や例題をまとめた「虎の巻プリント」など、
いくつかタイプがあります。

授業プリントを見ても意味が分からないので、教科書の方を見ていると、
「俺の話を聴け!」と怒られるケースさえあります。

いったい、どうしたら良いのでしょう。

 

まとまり過ぎているから逆に分からない!?

結論から言ってしまうと、

学校の先生がつくった授業プリントは、教科書を読み込んだ後で、復習用に使うものです。
教科書を読む前にいきなり見ても、かえって情報不足で理解できません。

もちろん、学校の先生の話をよく聞きながら使えば、授業プリントがとても活きてきます。
ただそのためには、学校の先生の説明が、教科書を自分で読むよりも解りやすい必要があります。

さて、学校の先生は優秀な人たちです。
試しに学校の先生の出身高校や出身大学を聞いてみてください。
そして優秀な先生の中には、自分が学生だった頃を基準にして、

「教科書を予習して来るなんて普通でしょう」

と思ってらっしゃる方さえいます。
ですから、予習してきた生徒にとっては、良いまとめ資料になります。

ところが、苦手な生徒や、初めて習う生徒にとっては、いきなり「まとめ」を提示されてもチンプンカンプンです。

教科書のどこに載っているんだろう・・・

などと焦って探しているうちにチャイムが鳴ってしまいます。

 

勉強した人にしか「まとめ」は役に立たない

これから初めて学ぼうとしている生徒に、結論だけ伝えても、理解できないし頭に入りません。
例えば、東海地方の農業について、いきなり

東海地方の一次産業: 園芸農業(電照菊、温室メロン)、促成栽培(トマト、みつば)

・・・などとまとめられても、意味が分かりません。

普通の授業なら、電照菊やビニルハウスの写真、ビデオや資料集でそれらを疑似体験させます。
つまり用語の暗記よりも先に「経験」をさせるでしょう。
経験した後で、はじめて用語の意味が理解でき、東海地方のイメージが頭に浮かぶようになります。

こうした疑似体験や実体験をすっ飛ばして、用語だけで羅列された「まとめ」を表示されても困るものです。

逆に、資料集や教科書を熟読して、疑似体験をしてきた生徒にとっては「まとめ」は便利です。
忘れそうな記憶を、まとめプリントで思い出して、効率よく復習ができます。

 

まとめ

教科書を使わず、プリントだけで授業を進める先生だった場合、
テスト対策は間違いなく、その授業プリントの復習が最優先です。

ところが、そのようなプリントはまとまり過ぎていて、
はじめて勉強するには分かりにくいものです。

最初の勉強では、やはり教科書や資料集、例題をじっくり読み解きましょう。
一通りの勉強が終わった後で、もう一度プリントを見て下さい。

きっと効率よく復習できるでしょう。

え、時間が無いからそのプリントだけで何とかしたいって?

まず、その心を入れ替えましょう。

 

付録.学習の仕組み

初めて何かを学習するとき、その過程は、だいたい次の5ステップです。
このステップを経験した時に、人間の脳は初めて「分かった」「会得した」となります。

<理系科目>

  1. 具体的な体験や事例の観察
  2. 抽象化(法則性を整理する)
  3. 「定理」や「公式」を確認する(覚える)
  4. 定理や公式の利用(問題を解く)
  5. 色々な利用法を覚える(応用力を伸ばす)

<文系科目>

  1. 具体的な事実や記録の観察
  2. 事実と事実の関係を整理(情報を整理する)
  3. 「事実」や「関係」の「名前」を確認する(覚える)
  4. 色々な見方で事実や関係を確認(問題を解く)
  5. 色々な見方や言い方を覚える(応用力を伸ばす)

いきなり「まとめプリント」で勉強することは、
いきなりステップ3から始めることと同じです。

大人や先生は、今までの経験が脳内に蓄積されています。
ですからステップ3から勉強すると、無駄が無くて効率的に感じます。

ところが経験がほとんどない子供たちにとっては、呪文でしかありません。

残念ながら、学問に王道はありません。

ただし、動画やVRを使って、疑似体験を高速にできるようになってきています。
将来の勉強は、もっと楽しく短くなるでしょうね。

 

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