【数学が苦手な中2のお子さんがおられるご家庭へ】
「高校受験の数学 実は中2の理解度で決まる」
って、ご存知ですか?
高校受験の数学は「中2」で決まる!!
その理由とは?
中3を目前に控えた今、お子さんの数学の成績はいかがでしょうか?
中2の数学は、連立方程式・一次関数・図形の証明といった入試問題で頻繁に出題される重要な単元を学ぶ時期です。
これらは、中1で学んだ基礎を土台にしていて、さらに中3の応用問題にも直結しています。
もしこの時期に苦手意識を抱えたままだと、中3の勉強がより厳しくなるだけでなく、当然、高校入試にも大きく影響します。
では、なぜ「中2」で決まるのでしょうか?
実際の高校受験では、出題される数学の「8割」近くが中1・中2で学ぶ内容を基にしています。
特に中2の単元は、入試の応用問題でそのまま活用されるため、この時期にしっかりと理解しておくことが合否を分ける鍵になります。
一方で、中2の内容は難易度が上がるため、多くの生徒が「わからない」「苦手だ」と感じ始めるタイミングでもあります。
そのため、この時期に中1の基礎を復習しつつ、中2の内容をしっかり固めることが重要です!
では、今からどんな風に勉強していけば良いのでしょうか?
ご家庭でできるサポート「5つ」をご紹介しています。
親としてどうサポートする?
コレやってください!家庭でできるサポート5つ
お子さんが数学に苦手意識を持っている場合、親が適切にサポートすることで大きく状況が改善することがあります。
以下では、具体的な方法をいくつかご提案します。
1.苦手を見極める
お子さんが「どの単元が苦手なのか」を一緒に確認してみましょう。
ただ、「全部苦手」と感じている場合も少なくありません。そんな時は以下の方法を試してください。
〇学校の定期テストや宿題を振り返る
間違いが多かった問題をリストアップして、
どの単元か特定します。
〇問題を解いてもらう
「簡単そうに見える問題」を解かせてみると、実は基礎でつまずいていることが分かることもあります。
2。家庭学習の環境を整える
家庭での学習時間を確保しやすいような環境を作ることが大切です。
〇時間を決める
1日10~20分で構いません。夕食後や寝る前など、決まった時間を「数学の時間」として習慣化しましょう。
〇場所を整える
リビングなど親の目が届く場所に学習スペースを作り、分からないときにすぐ質問できる環境を整えます。
3.計算練習を毎日続ける
数学の基礎力は計算力にあります。数学が苦手なお子さんの場合、計算力が不足しているケースが多いです。
以下のような工夫で練習を習慣化しましょう。
〇タイムチャレンジをする
「1日10問を3分以内に解く」といった形でゲーム感覚を取り入れると、意外と楽しみながら続けられます。
〇100マス計算やドリルを活用
市販のドリルや無料の学習サイトを使うと手軽に取り組めます。
4.ポジティブな声かけを意識する
数学が苦手な子ほど、「できない」という気持ちを持ちやすく、自信を失いやすいです。
親の声かけがモチベーションに大きく影響します。
〇小さな成功をほめる
「今日は計算が早くなったね!」や「連立方程式が解けるようになったね!」など、成果を具体的に伝えましょう。
〇努力を認める
「今日は10分間も集中してたね!」など、結果ではなく努力をほめることも効果的です。
5. 親子で一緒に取り組む
「分からないところを一緒に解く」というスタンスを持つと、お子さんの安心感が高まります。
〇親が解説しすぎない
解法を教えすぎるよりも、「一緒に考えよう!」という姿勢を示す方が効果的です。
〇実際の問題を一緒に解く
例えば、連立方程式を解く問題を親も解いてみせると、「一緒に頑張っている」と感じてもらえます。
まとめ
苦手な教科に取り組むのはお子さんにとっても、親にとっても大変なことですが、「一緒にがんばるよ!」という親の姿勢が何よりの励みになります。
小さな一歩から始めて、少しずつ自信をつけていきましょう。焦らずコツコツ進むことが、結果的に一番の近道になります!