【京都府城陽市の個別指導塾】
個別指導学院HERO'S城陽校の福原です。
今日は、“睡眠”についての続きを
お話していきます。
前回記事はこちら
⇒レム睡眠/ノンレム睡眠~脳の成長について~
https://e-gakkou.jp/school/blogs/detail/184/3230
昨日、授業が終わって帰宅する生徒が、
「1時間目うとうとして、時間を無駄にしてしまった!アカン!」
と自分を奮い立たせている子がいました。
これを読んでくださっている中高生や保護者の方々の、
8割ぐらいの人が身に覚えがあるかと思います。
中学生や高校生のころって、
なんだか無性に眠くなかったですか?
僕も高校生のころを思い出すと、
5時間目の授業の時は
時計型麻酔銃で撃たれたかのように
気を失ってしまう時が多々あったと記憶しております。
塾の授業をしていても、
眠い、疲れたとぐでーんとしてしまうのは、
小学生ではなく、中学生が多いかなと感じます。
はじめは、モチベーションの問題なのかなと思っていたのですが、
睡眠について勉強してから、そうではないということがわかりました。
【①眠る時間が遅くなっている】
結論から言うと、思春期はいつも“寝不足状態”になっているから眠いのです。
まずは眠りにつく時間についてお話します。
特に保護者の方は自身の体験を比べてみるとわかりやすいと思いますが、
子供のころは早く眠くなっていましたが、
大人になるにつれて眠りにつく時間帯が遅くなっているはずです。
メラトニンという物質を、脳が分泌すると眠くなるそうですが、
年齢を重ねていくうちにその分泌する時間帯が遅くなる
⇒ベッドに入って眠りにつく時間帯が遅くなっていく
という仕組みらしいです。
特に、最近はスマートフォンを持っている子が多く、
夜の時間帯に使ってしまうと、
ブルーライトをバンバンに浴びて興奮状態になるので、
眠くなりづらくなるというのも、
寝る時間帯が遅くなる大きな原因となっております。
中学生に聞いてみると、半数以上の子が
24:00を周っていてもまだ起きているそうです。
【②脳みそはまだ“子ども”だということ】
この話をすると、大人の睡眠のリズムになっていくのだから、
睡眠時間は減っても大丈夫なのでは?という方もいます。
答えはNO、大丈夫ではないのです。
たしかに、大人になっていくにつれて、
必要な睡眠時間はどんどんと短くなっていきます。
ただし、思春期のころの脳はまだ成長途中であるがゆえに、
子どもと同じぐらいの睡眠の量が必要になってくるのです。
眠る時間帯が遅くなるなら、
起きる時間を遅くすればいいという発想もあります。
欧米では思春期の生徒の睡眠リズムに合わせて、
始業を遅くする学校が増えてきたそうです。
しかし、現代の日本の学校の制度では、
それを実現するのは難しいと思います。
眠る時間が遅くなっているのに起きる時間は変わらない
➡睡眠が不足している
➡気持ちが不安定になったり、集中ができなくなる
ということが、今の中高生の大半が陥っていると考えられます。
【まとめ】
思春期の子供たちが寝不足になる原因は2つ。
①眠る時間が遅くなる(体の仕組的に)
②小学生のころと同じぐらい睡眠量は必要
です。
中高生の方はもちろんのこと、
特にこれを読んでくださっている
保護者の方に伝えたいです。
思春期の子供たちは、
この慢性的で不安定な気持ちになる寝不足状態の最中、
日々勉強や部活動などを必死で頑張っております。
疲れた~とのんびりしていても、
しかりつけるのではなく、
忙しい中頑張っているねと、
彼らを応援してあげていただきたいです。
来週はこんな寝不足状態を
少しでも解消する、
具体的なアクションプランを
ご紹介したいと思います!
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