【無駄4】無理に「眠気を我慢」する
勉強中に眠くなると、多くの人は頬をつねったりガムをかんだりして目を覚まし、無理にでも勉強を続けようとするかと思います。
でも、このように眠気を我慢するのは脳にとってよくない無駄な努力なのです。
みなさんは、勉強中うとうとして無意識にカクッと眠ってしまったことがあるでしょう。
この眠りはマイクロ・スリープ(瞬間睡眠)といい、本人は起きているつもりであっても、実際には数秒ほどの睡眠状態に入っているのだそう。
この瞬間的な睡眠には、脳をクールダウンさせ、認知機能を回復させる効果があると言います。
また、瞬間的に眠るだけでなく、より長い時間仮眠をとればさらに効果的だそう。
最も効果が高いのは20~30分ほどの仮眠。
長く寝すぎないよう、椅子の背にもたれたり机にうつ伏せになったりして眠るとよいそうです。
寝ている時間がもったいないからと無理に眠気を我慢して勉強を続けても、なにもいいことはありません。
眠いと感じるときには、いっそのこと寝たほうがいいのです。
脳がリフレッシュして、勉強がはかどるようになるでしょう。