学校の英語テストのリスニングの勉強をしたい!
けれどやり方が分からない・・・
そんな方に上達するための3つの重要な要素をお伝えしていきます。
効率的に上達させる方法は、主に次の3つ。
- 基礎的な単語や文法を習得する
- 音声知覚を鍛える
- 英文を語順通りに理解する
とても当たり前なことかもしれません。
しかし当たり前なことが最も大切なのです。
【リスニングの上達法1】基礎的な単語や文法を習得する
1:単語の学習法
- 50語程度を1セットとする。セット内の単語の音声を聞き、発音しながら、英単語と日本語訳を見て覚える。
- 日本語訳を隠した状態で英単語を見て発音し、意味をすぐイメージできるか確かめる。それから日本語訳を見て、イメージした意味と実際の訳が合っているか答え合わせをする。
- セット内の全単語の意味がすぐにイメージできるようになるまで、2.を繰り返す。5周ほど行なうとよい。
- 翌日、前日に学んだ単語を復習したあと、新たな単語セットを学習する。既習単語は2.の手順でさっと確認し、未習単語は1.〜3.の手順で学ぶ
少し手順が多いですが、ここで重要なのは、音声を聞いて、発音しながら覚えることです。
2:文法の学習法
英文法の学習効率は文法の覚え方で変わります。
ポイントは「認知文法」の考え方を取り入れること。
たとえば、have+過去分詞の「現在完了形」の用法を、haveは「〜をもっている」、過去分詞はそれ自体で「完了した状態」という共通イメージがあると考えます。つまり、現在完了形は「完了した状態を現在haveしている」というイメージで理解すればよいのです。
ひとつのイメージさえ知っておけば、4つのうちどの用法かと迷わないため、簡単に理解できるでしょう。大量のルールの丸暗記が不要になるだけでなく、英文理解のスピードが上がります。
では、
2:音声知覚を鍛える
3:英文を語順通りに理解する
についてはまた次回お伝えしていきます。
今回はこれで以上です。