さて、方程式の利用(個数編)前回の続きからやっていきましょう☀
例題)1個100円のリンゴと1個140円のミカンを合わせて12個買ったところ、1200円になりました。
買ったリンゴの個数をx個として方程式を作り、それぞれ買った個数を求めなさい。
前回はリンゴとミカン、それぞれの個数の考え方まで学んでいきました。
今回はその考えた式から方程式を作り出すところまでいきます。
リンゴ:x個 ミカン:12-x個
方程式を作り出す場合、問題の数字が違うだけで作り方のパターンはほぼ同じものばかりです。
今回の個数の問題文の場合、合計金額〇〇円と記載されているタイプと、片方の金額がもう片方の金額の〇倍というパターンの2種類が9割方を占めます。
合計金額の場合:1つ目の金額の式+2つ目の金額の式=合計金額
〇倍の場合:1つ目の金額の式=2つ目の金額の式
今回は合計金額の問題を例題にしましたので方程式の最後を=1200円で締めましょう!
まず100円のリンゴx個買った金額は 100×x(エックス)=100x ですね。
次に140円のミカンを12-x個買った金額は 140×(12-x) ですね。
はい、ここで重要なポイントが出てきました!!
140円を掛ける対象は12-xという個数の式全体に対して掛けなければなりません。
よくあるミス、140×12-x=1680-x
個数に対して()をつけて掛ける対象を明確にしておくこと、その考え方さえ持てば個数の問題はもう敵ではありません!!
さあ、方程式を完成させましょう
100x+140(12-x)=1200
=合計金額の式なので、それぞれの金額を足し算すれば完成ですね。
作り方のパターンを問題を解いていき覚えていけば問題文を一瞬見ただけで式の作り方は分かるようになります。
方程式の利用は色々な種類の問題がありますが、まずは一番理解しやすい個数から勉強していきましょう!