「方程式の利用」、中学1年生が数学で1番難しいと感じる単元だと思っています♦
問題の種類も豊富で色々なパターンがあるので、一問分かっても次はまた考え方や式の作り方が違うので解けない・・・ということはよくあります。
例えば個数の考え方ですね。
例題)1個100円のリンゴと1個140円のミカンを合わせて12個買ったところ、1200円になりました。
買ったリンゴの個数をx個として方程式を作り、それぞれ買った個数を求めなさい。
という問題があったとします。
①リンゴとミカン、それぞれの個数をxを使って表す。
②その個数と金額で掛け算の式を作る
③掛け算の式=1200で方程式完成
④xについて解く
以上。
順序としてはこんなところでしょう。
今回は個数の部分の考え方だけお話していきます(続きは次回)
さて、ここで重要なのは リンゴとミカンそれぞれの個数をxを使ってどのように表すのか です!
この始まりの部分でつまずく子が結構多いです。
xという文字を使って考えると難しく考えすぎてしまいます。
まずは、仮で数字を決めて式を考えてみましょう。
if)リンゴを4個買った場合、ミカンは何個買ったことになるか? A.8個
式:12個-4個=8個 ですよね
ここで重要なのは答えの8個、ではなく8個という答えを出すために考えた式の方です♣
今回は4で表しましたが別に何の数字でもいいです、この作った式の仮で決めた数字を外してその部分にxを当てはめてください。
これで個数の考え方は完了です。
個数) リンゴ:x個 ミカン:12-x個 ということですね。
すなわち全体から片方の数字(文字)を引き算してあげればもう片方を表すことが出来るということです。
この引き算の考え方を習得するだけで一気に問題を解ける力が上がります!本当に!!
考え方を身につけるまではとても大変ですが、なぜこうなるのか?という根拠をしっかり持って取り組みましょう♠