こんにちは ヒーローズ参野校でございます。
進級・進学を前に、春の陽気も感じられるようになりました。
この春休みは過ごし方がとても大事であると感じる毎日です。
今回、小学生と中学生のイベント(企画?)として、少しずつですが新しい風を取り入れました。
小学生 超短時間集中プログラム
大層な名前ですが・・・要は、超基本的な計算問題のタイムアタックです。
小学生のテスト結果を見ている中で気づいた「誤答の仕方」です。
親目線からすれば「高得点は嬉しい。取って欲しい、どうしても取って欲しい。」ものです。
子どもからしてみたら、「高得点、正解して嬉しい。ただ、間違ったけど・・・まあ、いいか。」という気持ちなのかなと感じました。
競争心を避けてきた環境もひとつの理由なのかもしれませんが・・・
それなら、「過去の自身との戦い」となる、タイムアタックをしてみたらどうかと、以前からテストもかねて試行してきた企画です。
ランダム形成された基本的な計算を超短時間で集中して取り組みます。
どんなに単元・学年が進んでも使う頻度の高い九九や足し算なので、正確さやスピードもついてくるのではないかと考えています。
当校は学年で分けていないので、小学生は上級生や中学生の先輩が終わっているのを聞いて「はやっ」といい目標にもなっているようです。
単純計算すぎて、間違うにも最小限に、そして0にしていくことが「クセ」になってくれればと思います。
長期的に行っていきます。どう変化が現れるか・・・非常に楽しみです。
中学生参野ゼミ英数・歴史講座
2021.02.26の記事(↓)にも書かせていただきましたが、4月からは雰囲気を変えていきます。
(2021.02.26 記事リンク⇒) 新中学3年、新高1年向け 春期講習・講座について
①参野ゼミ 英語(英検3級に向け)
これからは英検に向けて動き始めます。
前半は洋楽の歌詞にあるようなフレーズ・イディオムを聞いてみたり、和訳してもらいます。
固くない英語を見聞きして、身近に感じてもらえればと思います。
後半は英検3級の過去問を使い、語彙力・イディオム・文法力を意識してもらいます。
最終的に文法問題に偏りやすいのが中学英語です。しかし、細かいところには多くの宝が散りばめられています。
気づかないまま、穴埋めの問題が正解してるから・・・が、非常にもったいないと感じています。
「問題の正解」だけでなく、「文章としての理解」を意識したい。
最低限のルールを身に付け、なにより「言語」として身につけてもらいたい
もう少し時間があれば、全訳をしてもらいたいですが・・・難しいものです。
②参野ゼミ 数学(中3向け)
現在は因数分解まできました。授業では春期講習受講者において因数分解まで先取りをしておりますので、ほとんど練習レベルですが・・・
「実践理論派」のわたしの単独講義なので、非常に攻守の入れ替わりのある姿勢です。
みなさんには『やるべきことと、意識すること』を伝え、「試してみたら」と投げかけます。
いつでもどんなときでも正解のルートを歩けるものではありません。
「間違ってるからこうしなさい」は優しいですが、全員が育つ方法ではありません。
私の時間では「間違ってみろ」です。「壁にぶち当たって、身動きがとれなくなる」頃に動きます。
それが、その息苦しさが、テストや入試で出なければいいのです。
たまに、予想外な、大変興味深いルートを通る生徒もいます。頭の硬くなった私には「面白い・興味深い」です。
そんな発見も、この時間から多く生まれてくれることでしょう。
③歴史講座(全時代を半年かけて・・・)
4月は飛鳥時代・奈良時代・平安時代 をざっくりと解説していきます。
3月から始め、人類の成り立ち~古代文明、日本の縄文・弥生時代、古墳時代、先日は飛鳥時代と進んできました。
大きな出来事、重要人物は「point」として大きいテーマとし、時代背景や結果、他の時代との繋がり・・・と、
なるべくわたしの言葉で「生きた歴史を伝えよう」と取り組んでいます。
また、過去の学調や模試などで出題された物事や、
「キーワード」や「知識のリンク」にも触れていければと思います。
かつての、わたしの恩師の教えに基づいています。
歴史は「単発の単語」では生きません。
単語と単語の繋がりが「枝や葉」となり、その「幹」として時代の流れがある。
「知識の大樹」である。と・・・
どこを見ても、「効率的」ではないです。「即効性」もありません。
ただ、後の「生産性」は高いのではないか・・・
と思いつつ、新年度に入り、ひとつ、新たな取り組みをしていこうとしております。
相談会・体験授業も受け付けております。
是非とも、一度ご検討いただけましたらと思います。