こんにちは ヒーローズ参野校でございます。
春も近づき、卒業シーズンとなりました。
今年度は、中学受験1名、高校受験8名、大学受験1名を送り出しました。
受験のための勉強と考えたらそれまでですが、
こういった大きい試練に向かう気持ちを作り、
自信を持って「いってらっしゃい」と送り出し、「おかえりなさい」と迎えることができました。
そして、卒業していく生徒は自信を持って送り出せます。
引き続き高校部で対応する生徒は、新しいステージに向けて、力を蓄えています。
わたしが本校で送り出した生徒もこれで三期目となり、次なる四期目・五期目が続きます。
目標に向かう人の背中をそっと押してあげる。
その一歩の勇気を作るために
たった数時間の検査のために
わたしも講師も みんなの前にたち続けます。
「助言はしてやれ 手助けはするな」
(「機動警察パトレイバー」ゆうきまさみ より)
わたしの好きな漫画(アニメ)の作品でこんなアドバイスがありました。
生徒さんは問題でわからなくなったとき、なにをしたらいいか 迷ってしまいます。
そんなとき、我々はなにをするか
優しく、全てを教えても、生徒さんはそのごく一部しか吸収できないでしょう。
なぜなら、我々の言葉だからです。
それなら、糸口となるヒントを与えてみたらどうか
それを元に考えさせてみたらどうか
できたときの感動を味わってほしい
それが生徒さんの気持ちが前向きになる機会になるのではないか
それが生徒さんの気持ちを盛り上げて、もっともっとと探求してくれるのではないか
そんな思いで、日々生徒さんと向き合っています。
生徒さんは人間ですので、「やる気スイッチ」というオンオフで切り替えはできません。
機会と環境を与え、自らそのスイッチを入れてもらうことが、我々の役目だと考えています。
全員が一律で同じようになるわけではありません。
時間もかかってしまうかもしれません。
しかし、そんな場面をどこよりも多くしてあげたい。
手助けではなく、助言をして 自分で判断させて自立して動かさせる
それを管理し、止めることも進ませることも我々の判断です。
それは学生だけでなく、社会人でも役立つ力ではないでしょうか