テスト直前なのに学校ワークや提出物が終わっていない。そんなときは、焦って全部を一気にやるより優先順位を決めることが大切です。提出物とテスト勉強を両立する立て直し方をヒーローズ志都呂校が解説します。
★「テストまであと数日。ワークが全然終わってない…」
テストが近づいてきた頃、生徒さんから聞くことがあります。
「数学ワークがまだ20ページあります」
「英語も終わってません」
「理科と社会、ほとんど手をつけてません」
「提出物だけでテスト前が終わりそうです…」
そして机の上を見ると、
ワーク・プリント・ノートが山。
本人の頭の中も、
提出物の山。
こうなると、
「もう無理!」
「どれからやればいいか分からない!」
となりやすいです。
でも、ここで一番やってはいけないのは、
焦って全部へ同時に手を出すこと
です。
英語を少し。
数学を少し。
理科を開く。
社会も気になる。
気づけば、
全部ちょっとずつ進んで、どれも終わっていない。
という状態になってしまいます。
提出物が残っているときほど、まずは落ち着いて
「残りを見える化する」
ことから始めましょう。
◆まず最初に「残っているもの」を全部書き出す
頭の中だけで、
「数学もある」
「英語もある」
「プリントもあった気がする」
と考えていると、実際以上に多く感じます。
まず紙やメモへ、
- 数学ワーク あと18ページ
- 英語ワーク あと12ページ
- 理科ワーク あと8ページ
- 社会プリント 3枚
- 国語ノート 確認のみ
というように、具体的に書き出します。
すると、
「何となく大量」から「具体的な量」
へ変わります。
勉強の立て直しでは、この「見える化」がかなり重要です。
◆次に提出期限を確認する
すべての提出物が同じ日に必要とは限りません。
だから、
①提出日
②残り量
③かかりそうな時間
を確認しましょう。
例えば、
| 提出物 | 残り | 提出日 |
|---|---|---|
| 数学ワーク | 18ページ | テスト初日 |
| 英語ワーク | 12ページ | テスト初日 |
| 理科ワーク | 8ページ | テスト2日目 |
| 社会プリント | 3枚 | テスト後 |
こうすると、
今すぐやるもの
が見えてきます。
「全部大事」ではなく、
締切が近いものから優先
です。
◆ポイント① 時間がかかる教科から先に始める
提出物でありがちなのが、
「簡単なものから終わらせよう!」
です。
もちろん、最初の勢いをつけるには悪くありません。
ただし、
漢字プリント10分
↓
社会プリント15分
↓
理科用語20分
と簡単なものばかり先にやって、
最後に
数学ワーク25ページ
が残るとかなり大変です。
そのため、
時間のかかるものを早めに触る
ことも大切です。
おすすめは、
数学5ページ
↓
英語3ページ
↓
簡単な提出物
↓
また数学
というように、
大きい課題を少しずつ削る
方法です。
◆ポイント② 残りページを「残り日数」で割る
例えば、
数学ワークが24ページ残っている。
テストまで4日。
この場合、
24 ÷ 4 = 1日6ページ
です。
「数学ワーク24ページ」
と見ると多く感じます。
でも、
今日は6ページ
なら、少し現実的になります。
英語が12ページなら、
1日3ページ。
理科が8ページなら、
1日2ページ。
このように、
大きな課題を一日サイズに小さくする
と動きやすくなります。
◆「今日はできるところまで」は危険
よくある計画が、
「今日は数学をできるところまでやります」
です。
これは少し危険です。
なぜなら、
「できるところまで」
にはゴールがありません。
30分で終わるかもしれない。
2時間やるかもしれない。
逆に10分でやめるかもしれない。
だから、
「数学6ページ」
「英語3ページ」
「理科2ページ」
のように、
数字で決める
のがおすすめです。
◆ポイント③ 分からない問題で止まりすぎない
提出物が大量に残っているときに、
1問の難問で30分止まる。
これはもったいないです。
もちろん、理解することは大切です。
でも、今は
締切までに全体を進めること
も必要です。
分からない問題には印をつけて、
いったん次へ進みます。
あとで、
- 学校
- 塾
- 先生
- 解説
などを使って確認します。
「分からない=そこで停止」ではなく、「印をつけて後で戻る」
という考え方を持ちましょう。
◆ポイント④ 答えを写して終わらせない
提出期限が迫ると、
「とりあえず埋めないと!」
となります。
そして、
答えを見る。
赤ペンで書く。
丸をつける。
これで提出物は完成するかもしれません。
でも、
テスト対策としては何も残らない
ことがあります。
提出物は、テスト範囲を練習できる教材でもあります。
だから、時間がないときでも最低限、
- 間違えた問題に印
- 分からなかった問題に印
- 後でやり直す問題を残す
ことはしておきましょう。
提出物を終わらせる作業と、テスト勉強をつなげる
ことが大切です。
◆ポイント⑤ 「提出するもの」と「覚えるもの」を分ける
テスト前になると、
ワークもやる。
英単語も覚える。
漢字も覚える。
理社も暗記する。
全部同じように扱うと混乱します。
そこで、
【提出が必要なもの】
学校ワーク
プリント
ノート
【覚えるもの】
英単語
漢字
理科・社会の用語
のように分けます。
すると、
放課後
提出物を進める
寝る前15分
英単語や暗記
というように、時間を分けやすくなります。
◆提出物だけで1日を終わらせない
提出物が大量に残っていると、
「今日はワークだけでいいや」
となりがちです。
でも、テストは待ってくれません。
学校ワークを進めつつ、
短時間でも暗記や復習の時間を入れる
のがおすすめです。
例えば、
数学ワーク45分
↓
休憩10分
↓
英単語15分
↓
英語ワーク30分
↓
社会用語15分
という形です。
これなら提出物とテスト対策を同時に進められます。
◆「全部完璧にやる」は一度捨てる
テスト直前で大量に残っているときに、
「全部完璧に理解して、全部3周して、全部覚える!」
と考えると、
時間的に無理
なこともあります。
そんなときは優先順位をつけます。
優先順位①
提出期限が近いもの
優先順位②
テストによく出そうな基本問題
優先順位③
自分がよく間違える問題
優先順位④
時間があれば応用問題
です。
難しい問題ばかりに時間を使い、
基本問題の復習ができなかった。
ではもったいありません。
今取れる点を確実にする
ことを優先しましょう。
◆テスト2日前までには「提出物をほぼ終える」
理想は、
テスト2日前くらいまでに提出物をほぼ完成
させることです。
なぜなら、残りの時間を
- 解き直し
- 暗記
- 苦手確認
- 最終チェック
に使えるからです。
前日に学校ワークを初めて終わらせる状態だと、
「間違いを見つけたのに直す時間がない」
となります。
提出物の終了日は、
提出日ではなく
テスト2日前
くらいを目標にしてみましょう。
◆どうしても間に合わないときは?
計画を立て直しても、
「これは間に合わないかもしれない」
となることもあります。
その場合は、
残りをさらに細かくする
ことです。
例えば、
数学20ページ。
ではなく、
16:30~17:00 5ページ
18:00~18:30 5ページ
20:00~20:30 5ページ
21:00~21:30 5ページ
というように、
時間ごとの予定
にします。
ただし、睡眠時間を削りすぎるのはおすすめしません。
徹夜して提出物を終わらせても、
翌日のテストで頭が働かなければ本末転倒です。
◆「徹夜で全部終わらせる」は最終手段にもしたくない
テスト前日の夜。
残り10ページ。
本人は言います。
「今日寝なければ終わる!」
確かに終わるかもしれません。
でも翌朝、
眠い。
集中できない。
問題文が頭に入らない。
計算ミス。
となれば、テスト対策としては大きなマイナスです。
だからこそ、
睡眠を削る前に、やる内容を削る
という判断も必要です。
体調と翌日の集中力を優先しましょう。
◆次のテストでは「今回の反省」を残す
今回提出物に追われてしまったとしても、
それで終わりではありません。
テスト後に、
「なぜこうなった?」
を確認してみましょう。
例えば、
- ワークを始めたのが遅かった
- 毎日少しずつやらなかった
- 部活後に何もできなかった
- スマホ時間が長かった
- 範囲表が出るまで何もしなかった
原因が分かれば、次は改善できます。
今回のテストを、次回の準備に使う
ことが大切です。
◆保護者の方に意識していただきたいこと
テスト前、
「なんでこんなに残ってるの!」
「もっと早くやればよかったでしょ!」
と言いたくなることもあると思います。
……その通りです。
本人もたぶん分かっています。
ただ、テスト数日前の時点では、
反省会より先に立て直し
が必要です。
まず、
「あと何ページ?」
「いつまで?」
「今日は何ページやる?」
と具体的に整理してあげる方が動きやすくなります。
反省は、テスト後でもできます。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、テスト前に提出物が残っている場合、
「頑張って全部やろう!」
だけではなく、
何を・いつまでに・どの順番でやるか
を整理することを大切にしています。
残りページを確認する。
提出期限を確認する。
優先順位をつける。
一日の量へ分ける。
そして、できたものを減らしていく。
「大量の提出物」も、小さく分ければ一つずつ終わらせられます。
★テスト前の提出物に困っている方へ
もし今、
●学校ワークが大量に残っている
●何から始めればよいか分からない
●テスト前になると毎回提出物に追われる
●提出物を終えるだけで勉強が終わってしまう
●家庭で声をかけてもなかなか進まない
●中間テスト直前の勉強計画を立て直したい
というお悩みがあれば、ぜひヒーローズ志都呂校へご相談ください。
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提出物が残っていると、
「もう間に合わない!」
と焦ってしまいます。
でも、まずは
**「残っている量を確認する」
→「優先順位をつける」
→「一日分に小さくする」**
この順番で整理してみましょう。
そして今回だけ乗り切るのではなく、次回は
**「テスト前にワークを終わらせる」から
「テスト前にワークを解き直せる」へ。**
そんな勉強の流れを一緒に作っていきましょう。









