理科・社会は暗記だけで大丈夫?「覚えたつもり」を防ぐ勉強法
「理科と社会は暗記科目だから、テスト前に覚えれば大丈夫!」
そんなふうに考えている人はいませんか?
数学や英語は普段から勉強するけれど、理科と社会はテスト直前にまとめて覚える。
そして前日になって、
「よし!今日は理科と社会を全部覚えるぞ!」
と気合いを入れる。
ところが、いざテスト本番。
「あれ?この言葉、昨日覚えたはずなのに……」
見たことはある。
なんとなく意味も分かる。
でも、答えが出てこない。
昨日の自分は確かに覚えていたはずなのに、今日の自分に引き継ぎができていない。
……記憶の引き継ぎミスですね(笑)
実は、理科・社会で点数を伸ばすためには、ただ覚えるだけでは足りないことがあります。
今回は、「覚えたつもり」を防ぎ、テストで使える知識に変える勉強法をご紹介します!
★①理科・社会は本当に「暗記科目」?
理科や社会の勉強では、確かに暗記が必要です。
理科なら、実験器具の名前や重要語句、公式など。
社会なら、歴史上の人物や出来事、地名、制度の名前など。
これらを覚えていなければ、問題を解くのは難しくなります。
しかし、最近の学校のテストでは、覚えた知識を使って考える問題も出題されます。
たとえば理科なら、
「この実験結果から、何が分かる?」
社会なら、
「この資料から読み取れることは?」
といった問題です。
用語だけを丸暗記していても、その意味や仕組みが分からなければ答えに迷ってしまいます。
つまり、理科・社会で大切なのは、
「覚える」+「理解する」+「使えるようにする」
という3つのステップなのです。
★②「見て覚える」から「思い出す勉強」へ
暗記の勉強でよくあるのが、教科書やノートを何度も読み返す方法です。
もちろん、最初に内容を理解するためには大切です。
しかし、何度も見ているうちに、
「これ、もう覚えた!」
と感じても、実際には自力で答えられないことがあります。
そこでおすすめなのが、
「何も見ずに答えられるか」を確認すること。
たとえば社会なら、重要語句を10個覚えたあと、答えを隠して自分で小テストをしてみましょう。
理科なら、用語の意味を見ずに説明できるか確認します。
間違えた問題があれば、もう一度覚え直す。
そして翌日にも確認する。
この繰り返しです。
大切なのは、覚えるために見る時間だけでなく、思い出す練習の時間を作ること。
「昨日は覚えていたのに……」を減らすためにも、ぜひ取り入れてみてください。
★③理科は「なぜそうなる?」を考えよう
理科で点数を伸ばすためには、用語を覚えるだけでなく、仕組みを理解することが大切です。
たとえば、植物の光合成。
「光合成」という言葉を覚えている人は多いと思います。
でも、
「植物は光合成で何を作るの?」
「光が当たらないとどうなるの?」
「実験では何を確かめているの?」
と聞かれたら、説明できるでしょうか?
こうした仕組みまで理解しておくと、実験結果を考える問題にも対応しやすくなります。
おすすめなのは、教科書の図や実験の写真を見ながら、自分の言葉で説明してみること。
「なぜこの結果になったのか」
「条件を変えたらどうなるのか」
まで考えられると、知識がより深まります。
特に電流や化学変化、力のはたらきなどは、仕組みを理解することが重要です。
理科は「名前を覚える勉強」だけでなく、「現象を説明できる勉強」を意識しましょう。
★④社会は「つながり」を意識すると覚えやすい
社会の勉強でも、用語を一つずつ暗記するだけではもったいありません。
たとえば歴史。
「参勤交代」という言葉を覚えたとします。
でも、
「誰が行った制度?」
「何のために行われたの?」
「大名にはどんな影響があったの?」
と聞かれると、答えられない人もいます。
歴史では、出来事の名前だけでなく、原因・目的・結果をつなげて覚えることが大切です。
地理でも同じです。
都道府県や国の名前を覚えるだけでなく、
「なぜその地域では、この産業が盛んなのか」
「気候と農業にはどんな関係があるのか」
など、関連する知識をまとめて理解してみましょう。
また、地図や雨温図、統計資料などを読み取る練習も重要です。
社会は単なる暗記ではなく、覚えた知識を使って、出来事や地域の特徴を考える教科でもあります。
★⑤学校ワークは「答えを覚える」だけにしない
テスト前には、学校ワークを何度も解く人も多いと思います。
これはとてもよい勉強方法です。
ただし、気をつけたいことがあります。
それは、
問題の答えだけを覚えてしまうこと。
同じ問題を何度も解いていると、文章を最後まで読まなくても、
「あ、この問題の答えはアだ!」
と分かることがあります。
でも、本番で問題文や選択肢が変わったらどうでしょうか?
そこでおすすめなのが、答え合わせの際に、
「なぜその答えになるのか」
まで確認することです。
選択問題なら、正解以外の選択肢がなぜ違うのかも考えてみましょう。
学校ワークで間違えた問題には△や×をつけ、数日後にもう一度挑戦します。
問題の答えを覚えるのではなく、その問題を解ける知識を身につけること。
これを意識するだけでも、勉強の質は変わってきます。
★⑥テスト直前なら「暗記」と「問題演習」を組み合わせよう
テストまで時間が少ない場合は、勉強する内容を絞ることも大切です。
たとえば、20分間の理科・社会の勉強なら、
最初の5分: 重要語句や基本事項を確認する。
次の10分: 学校ワークの問題を自力で解く。
最後の5分: 間違えた問題を確認し、覚え直す。
という流れがおすすめです。
時間に余裕があれば、翌日や数日後にも同じ範囲を確認しましょう。
すでに覚えている内容ばかり繰り返すのではなく、間違えた問題を中心に復習することがポイントです。
テスト直前だからといって、教科書を最初から全部読み直す必要はありません。
今の自分が覚えていないこと、理解できていないことを優先する。
限られた時間を有効に使っていきましょう。
★保護者の方へ。「覚えた?」より「説明できる?」
家庭でお子さまの勉強を見ていると、
「理科は覚えた?」
「社会はもう大丈夫?」
と確認したくなることもあると思います。
そんなときは、少し質問を変えてみるのもおすすめです。
たとえば、
「これってどういう意味?」
「なんでこうなるの?」
「ちょっと先生になったつもりで説明してみて!」
と声をかけてみてください。
うまく説明できれば、理解できているかを確認する一つの目安になります。
途中で説明が止まったら、そこが復習のチャンスです。
保護者の方がすべての内容を教える必要はありません。
お子さまが自分の言葉で説明する機会を作ることにも意味があります。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、理科・社会の学習でも、
「覚えたかどうか」だけでなく、「自分で問題を解けるか」
を大切にしています。
重要語句を覚えることは必要です。
しかし、答え合わせで○がついただけで、本当に理解できているとは限りません。
なぜその答えになるのか。
別の聞かれ方をしても答えられるか。
数日後にも覚えているか。
こうした点を確認することが、知識の定着につながります。
また、間違えた問題を見て、
「この用語を覚え直そう」
「この実験の仕組みを確認しよう」
「この資料の読み取りを練習しよう」
と、自分で必要な勉強を考えられるようになることも大切です。
先生に言われたことだけをこなすのではなく、自分の弱点を見つけ、自分で学習を進められる力を育てていきたいと考えています。
★「覚えたつもり」を「本当にできる」に変えよう!
理科・社会は、覚えることが多い教科です。
だからこそ、
「とにかく暗記!」
となりやすいのですが、覚えるだけで終わってしまうのはもったいありません。
大切なのは、
覚える → 理解する → 問題を解く → 間違いを確認する
という流れです。
「教科書を読んだから大丈夫!」
ではなく、
「何も見ずに答えられる!」
「自分で理由を説明できる!」
という状態を目指してみましょう。
ヒーローズ志都呂校では、
「理科・社会の覚え方が分からない」
「暗記したはずなのにテストで答えられない」
「学校ワークを何度もやっているのに点数につながらない」
といったお悩みについても、一人ひとりの理解度に合わせて勉強方法を一緒に考えています。
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