2学期になると「授業が急に難しくなった」と感じる中学生が増えます。数学・英語の積み上がり、学校行事との両立など、2学期につまずきやすい理由と対策をヒーローズ志都呂校が解説します。
★「2学期になったら急に難しくなった…」は珍しくありません
9月に入り、学校生活も少しずつ通常モードへ戻ってきます。
そんな中、生徒さんから増えてくるのが、
「数学、急に難しくない?」
「英語がよく分からなくなってきた」
「1学期より授業についていくのが大変」
「学校行事もあるし、勉強する時間がない!」
という声です。
実は、
2学期は1年間の中でも勉強が難しく感じやすい時期です。
これは、急にみんなの頭が悪くなったからではありません。
2学期には、学習内容・学校生活・テストの難しさなど、いくつかの要素が重なります。
つまり、
「なんか最近勉強が大変…」
という感覚には、ちゃんと理由があります。
だからこそ、9月のうちに「なぜ難しくなるのか」を知り、早めに対策しておくことが大切です。
◆理由① 数学が一気に「積み上げ型」になる
中学生の数学は、2学期になると難しく感じる生徒さんが増えます。
なぜなら、前に習った内容を使って次の単元へ進むことが増えるからです。
例えば、
中学1年生
文字式
↓
方程式
↓
比例・反比例
中学2年生
式の計算
↓
連立方程式
↓
一次関数
中学3年生
平方根
↓
二次方程式
↓
関数
というように、単元同士がつながっています。
そのため、
「前の単元がよく分からなかったけど、まあいいか」
としていると、次の単元で突然苦しくなります。
数学は、
“分からない場所を放置すると、あとで再登場する教科”
です。
しかも再登場するときには、少しパワーアップして戻ってきます。
ゲームならうれしいかもしれませんが、数学ではあまりうれしくありません。
だからこそ、分からない問題が出てきたら、できるだけその週のうちに確認することが大切です。
◆理由② 英語は「単語+文法+読解」が同時に必要になる
英語も2学期から難しく感じやすい教科です。
1学期に比べて、
- 覚える英単語が増える
- 文法が複雑になる
- 英文が長くなる
- 過去に習った文法も普通に出てくる
という状態になっていきます。
例えば、新しい文法を習ったとしても、問題文の中には以前習った単語や表現も含まれています。
つまり、
新しい内容だけ分かればいい
というわけではありません。
英語の場合、
「文法は分かるけれど単語が読めない」
「単語は分かるけれど文章になると意味が分からない」
ということも起こります。
◆英語は「分からない原因」を分けることが大切
英語でつまずいたときに、
「英語が全部分からない!」
となってしまう生徒さんもいます。
でも実際には、
単語が分からないのか
文法が分からないのか
英文の順番が分からないのか
問題の意味が分からないのか
によって対策が変わります。
例えば単語が原因なら、まず単語を覚える。
文法なら、基本文を確認する。
長文なら、一文ずつ意味を取る練習をする。
このように、原因を細かく見ることが重要です。
◆理由③ 2学期は学校行事が多い
2学期は、勉強以外にも忙しい時期です。
学校によって違いはありますが、
- 体育大会
- 文化祭
- 合唱
- 学校行事の準備
- 部活動
- 委員会活動
などが増えます。
すると、
「学校から帰ったらもう疲れている」
「行事の練習で時間がない」
という状態になりやすくなります。
そして、その結果、
勉強が後回しになりやすい
という問題が起こります。
◆忙しい日に「ゼロ」にしない
行事や部活動で疲れた日に、無理に長時間勉強する必要はありません。
でも、
「今日は疲れたから勉強ゼロ」
が何日も続くと、学校の授業だけが先へ進んでしまいます。
そこでおすすめなのが、
忙しい日は“最低ライン”を決めておくこと
です。
例えば、
- 英単語10分
- 数学3問
- 学校の宿題だけ
- 授業ノートを5分確認
これでも構いません。
大事なのは、
勉強とのつながりを完全に切らないこと
です。
余裕のある日に多めに勉強し、忙しい日は少なくする。
毎日同じ量でなくても大丈夫です。
◆理由④ 「1学期はなんとかなった」が通用しにくくなる
1学期は、
「テスト前に学校ワークを一気にやったら何とかなった」
という生徒さんもいるかもしれません。
しかし、2学期は学習内容が増え、難しくなるため、
テスト直前だけの勉強では間に合わなくなる
ことがあります。
数学で分からない単元が2つ。
英単語もたまっている。
理科と社会も覚えていない。
そこからテスト1週間前に全部始めると、かなり大変です。
そして起こります。
「時間が足りない!」
はい。
これは2学期テスト前あるあるです。
◆9月から「テスト前勉強」を始める
テスト対策というと、テスト範囲が出てから始めるものだと思うかもしれません。
でも、本当は日頃からできることがあります。
例えば、
英語
学校で習った単語をその週に覚える。
数学
間違えた問題をその日のうちに解き直す。
国語
漢字を少しずつ覚える。
理科・社会
授業で出てきた重要語句を確認する。
こうしておけば、テスト前には
「最初から全部やる」
のではなく、
「できなかったところを重点的にやる」
という勉強ができます。
この差はかなり大きいです。
◆理由⑤ 2学期は「分かったつもり」が増えやすい
授業を聞いていると、
「なるほど!」
と思うことがあります。
先生の解説を見ると、
「分かった!」
と思います。
でも家で問題を解くと、
「……あれ?」
となる。
これも非常によくあります。
授業を聞いて理解することと、自分一人で問題を解けることは別です。
だからこそ、2学期は、
「分かった?」ではなく「自分で解ける?」
を確認することが重要です。
◆おすすめは「翌日もう一度」
授業で習った問題を、その日の夜に見直す。
さらに可能なら、翌日にもう一度解いてみます。
答えやノートを見ずに解ければ、かなり理解できています。
逆に、
「昨日は分かったのに、今日は全然できない」
となったら、復習するチャンスです。
忘れていたことに早く気づければ、それだけ直すのも楽になります。
◆2学期の勉強を安定させる3つのルール
ここまでをまとめると、2学期は次の3つを意識すると安定しやすくなります。
① 分からないものを長く放置しない
数学・英語は特に、前の内容が次につながります。
「そのうち分かる」
ではなく、早めに質問・復習をしましょう。
② 忙しくても勉強をゼロにしない
学校行事や部活動で忙しい日はあります。
そんな日は短時間でOKです。
10分でも15分でも続ける。
この習慣が大きな差になります。
③ テスト勉強をテスト前だけにしない
普段から学校ワークを進める。
単語や漢字を覚える。
間違い問題を直す。
そうしておけば、テスト直前の負担が大幅に減ります。
◆保護者の方に意識していただきたいこと
2学期になると、
「前より勉強しているのに点数が上がらない」
「宿題に時間がかかるようになった」
ということもあります。
これは必ずしも、本人が怠けているということではありません。
単純に、学習内容そのものが難しくなっている可能性があります。
そのため、
「もっと勉強しなさい」
だけではなく、
「どこが難しくなってきた?」
「最近どの教科に時間がかかる?」
と聞いてみると、問題が見つかることがあります。
勉強時間だけでなく、どこで止まっているかを見ることが大切です。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、2学期に入った生徒さんの学習を見るとき、
「今の授業についていけているか」
を特に大切にしています。
分からない単元を放置して、テスト直前に一気に戻るのは大変です。
だからこそ、
その週に習ったことを確認する。
分からないところを質問する。
前の単元へ必要なら戻る。
こうした小さな調整を行いながら、授業についていける状態を作っていきます。
2学期は、つまずかないことより「つまずいたときに早く戻ること」が大切です。
★「2学期になって難しくなった」と感じている方へ
もし今、
●数学・英語が急に難しく感じている
●学校の授業についていけているか心配
●家で宿題に時間がかかるようになった
●中間テストに向けて早めに準備したい
●1学期の苦手も残っている
というお悩みがあれば、ぜひヒーローズ志都呂校へご相談ください。
無料体験授業・学習相談を受け付けています。
2学期は内容が難しくなるからこそ、分からなくなってから長く放置しないことが大切です。
「ちょっと怪しいかも?」という今の段階で一度学習状況を整理し、2学期の授業とテストに向けた準備を進めていきましょう。









