こんにちは、個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
テストが終わって1週間。そろそろ全結果が返ってきて一喜一憂している頃だと思います。ほっと一息つきたいところだけど、結果によっては次のテストのためにも、できるだけ反省点をさがしていきたいところ。
「反省って、ただ間違えた問題を見直すだけじゃないの?」と疑問に思った人もいるんじゃないんでしょうか。
そこで今回は、テスト反省で本当に大切な間違いの理由さがしについて、わかりやすく解説していきます。
反省するってそもそもどういうこと?
「反省する」と「見直す」を混ぜて考えている人がけっこう多いものです。「見直す」っていうのは、「もう一度(初めから)見て、結果気付いたことを改める」ことをいいます。一方で「反省する」っていうのは、「自分の過去の行動や判断について後悔や失敗感をもって振り返り、その結果から学び、改善する」ことをいいます。
なので、テスト反省というのは、単に間違えた問題を見直すのではなく、なぜ間違えたのかを分析し、同じ間違いを繰り返さないようにするための対策を立てることなんです。けっして、正しい答えを書き直すということではないんですよ。
間違っていたことの仕分けをする
正解の場合は何だか勘であたってしまったものもありますが、間違っていたことには必ず何かしら理由があります。理由なく間違ったものはないのです。
まず、テストの問題用紙と解答用紙をみながら、間違えた問題を「わかってたけど間違えたもの」と「わけがわからなくて間違えたもの」に仕分けましょう。
わかってたけど間違えたもの?わけがわからなくて間違えたもの?
「わかってたけど間違えたもの」は、ケアレスミスの可能性が高いです。いわゆる計算ミスや書き間違いなど、ちょっとした不注意で起きたミスはケアレスーー注意力が不足していたことによって起きたと思われます。なぜそういった注意力不足が起きてしまったかは、少し掘り下げたほうが良いかもしれません。
一方で、「わけがわからなくて間違えたもの」は、理解不足の可能性が高いです。問題の内容自体を理解していない、もしくは理解が浅いせいで間違えたり、そもそも何をすればよいのか検討することすらできていない状態です。
仕分けしたことに合わせて理由を探そう
「わかってたけど間違えたもの」の場合は、
- ●なぜケアレスミスが起きてしまったのか
- ●同じようなケアレスミスを繰り返さないためにはどうするのが良いか
を中心に分析してみると良いでしょう。
「わけがわからなくて間違えたもの」の場合は、
- ●どこまで理解できるのか、あるいはどこから理解できなかったのか
- ●理解を深めるためにはどうすればよいのか
という視点で分析をしてみましょう。
それぞれどんな間違いなのかによって、分析する視点がちょっとずつ違うもんです。
見つかった原因に合わせて復習をしましょう
理由探しが終わったら、分析結果に合わせてどんな復習をすればいいかを考えていきましょう。
たとえば、「わかってたけど間違えたもの」だとこんな方法!
- ●計算ミスや書き間違いを減らすために、普段から正確にかつ丁寧さを意識した練習をする
- ●注意力散漫を防ぐために、集中力を高める工夫を取り入れる
など、行うのが効果的です。
「わけがわからなくて間違えたもの」だったら、こんなことをしていきましょう。
- ●問題集や参考書を使って、理解できていない部分を繰り返し練習
- ●先生や友達に理解できていないところを質問して、謎解き
など、理解を深める復習を中心やっていくのがおすすめです。
まとめ
テスト反省というのは、単に間違えた問題を見直すものじゃありません。
なぜ間違えたのかを分析し、同じ間違いを繰り返さないようにするための対策を立てることが大切になります。
今回紹介した方法を参考に、自分のゴールにあったテスト反省をするようにしていきましょう。
個別指導学院ヒーローズ富塚校では、「自ら学ぶ自律学習の習慣形成サポート」を行っています。テスト反省のやり方から、復習方法まで、あなたに合ったアドバイスをしています。
「テスト反省で同じ間違いを繰り返してしまう」「もっと効率的に復習したい」という人は、ぜひ個別指導学院ヒーローズ富塚校に相談しにきてください。いっしょにがんばってみませんか?
個別指導学院ヒーローズ富塚校は、あなたの成長を応援しています。