こんにちは、個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
数学の証明問題をやってると穴埋め問題だと解けるのに、自分で最初から解こうとすると解けなくなるという経験はありませんか?
これを聞かれて「うんうん」と頷いてしまう人は、あなたに限ったことではなく案外いっぱいいるものです。今回は、こんな状態になってしまう理由について紐解いていってみましょうか。
「穴埋め証明問題」では、解き方を誘導されている
穴埋め問題では、すでに証明の骨格になる部分が示されています。空欄のなって答えとして書いてほしい部分というのは、その証明をするにあたって重要な部分になります。誘導されているとおりに穴埋めをしていけば、問題を解くことができる仕組みになっています。
いうなれば、穴埋め証明問題は、解答のヒントが埋め込まれているわけです。最初から自分で解く場合、このヒントも含めて見つけることが求められます。
穴埋め証明問題は、解き方において重要なところを問うている
ただ何となく解答してしまうと、考え方のヒントを誘導されているという大切なポイントに気づかないことがあります。
穴埋め証明問題は、単に証明問題を解く能力だけでなく、証明問題を解くための重要なポイントが何なのかを理解してほしいという狙いがあります。
ただ何となく穴埋めしていると、それらの事実に気づかない
自分で最初から解こうとすると、穴埋め問題の外側にある誘導された考え方のヒントも含めて見つけなければいけません。そのため、ただ何となく解答を埋める練習をしてしまうと、穴埋め問題でなくなった途端にまったく解けなくなってしまうんです。
問題にどのように誘導されているのか言語化してみましょう
穴埋め証明問題を解くためには、問題にどのように誘導されているのかを言語化することが重要です。
具体的には、次のような点に注意して解き進めてみましょう。
- 穴埋め問題の解答のヒントは、どのような意味を持っているのか
- 与えられたヒントを使って、証明を完成させるための論理の流れを考える。
今回のまとめ
穴埋め証明問題は、自分で最初から解く練習と違って、解答のヒントを頼りに解き進めていくため証明問題を解くための重要なポイントを理解することができます。どういった手順で考えればよいのか、説明の論理の流れはどうすればよいのか、解答欄以外の部分をつかえばそれさえも掴むことができる絶好のチャンスです。
個別指導学院ヒーローズ富塚校では、「自ら学ぶ自律学習の習慣形成サポート」を行っています。一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、学習プランを作成します。
一緒にがんばって、穴埋め証明問題を解けるだけでなく、自分で証明問題を解けるようにしましょう。
勉強をすることで、自分の可能性を広げることができます。新しいことに挑戦できるようになり、より豊かな人生を送ることができるようになります。
ぜひ、勉強を楽しみながら、自分を成長させていきましょう。
ヒーローズ富塚校は、あなたが成長できることを応援しています。