こんにちは。
個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
今回は、目的意識の大切さについて書いていきますね。
勉強が苦手な人でも、効率的な学習法を身につけることで、成績アップや学習の楽しさを実感することができます。そのためには、目的意識を持ち、目標を設定することが重要です。
今回のブログでは、目的意識と勉強の関係について、中高生の勉強に合わせて、3つのポイントを紹介しておきます。
なにかの参考になればいいな。
1. 目的と目標の違い
まず、目的と目標の違いについてご説明します。
目的とは、何かを達成するために行う行動の目的や意味を指します。
一方、目標とは、達成したい結果や成果を具体的に表したものです。
例えば、学校の授業での目的は「知識を身につけること」です。そして、目標は「テストで高得点を取ること」です。目的と目標は密接に関連していますが、目的というのは目標よりも優先されるものです。
2. 目的の有無で行動が変わる
次に、目的が行動に与える影響について考えてみましょう。
目的を持っている人は、自分が何をしたいのか、何が大切なのかを明確に把握しています。それに対して、目的がない人は、何をしても「なんとなく」であり、自分自身が抱く不安や迷いが解消されず、効率的な行動をとることができません。
例えば、学校の授業で勉強をするとき、目的を持っている生徒は、自分がどのような知識を身につけたいのかを明確に把握し、それに向けて自分自身を励まし、勉強することができます。一方で、目的がない場合、ただ授業を受けたり、テキストを読んだりしているだけで、何を学びたいのか、何が大切なのかわからず、やる気が出ないといった状況に陥りがちです。
3. 目的の解像度を高めてより良い学習を
目的があることは、勉強の成果にも大きな影響を与えます。
目的が明確であればあるほど、自分がどのような知識を身につけたいのか、何が必要なのかが明確になります。その結果、勉強の効率が高まり、時間を有効に使うことができます。また、目的が高い解像度で設定されている場合、目標も明確になり、それに向けた具体的な計画を立てやすくなります。
例えば、高校生が英語を勉強する場合、目的を「海外旅行で現地の人とコミュニケーションを取りたい」と設定することができます。この場合、目的が明確であるため、自分自身にとって必要な英語のスキルや知識を見極め、それに向けて計画を立てやすくなります。ほかにも、英語を話すためのネイティブスピーカーと話す練習をする、英語のニュースを読む、英語の映画を見るなど、具体的な勉強方法が浮かびやすくなるのです。
4. 目的意識の大切さと、目的意識の高め方
目的意識を持ち、具体的な目標を設定することが大切です。けれど、勉強が苦手な人にとって、学習に必要な目的意識を持つことは簡単ではありません。勉強がキライだたり、苦手だったりする人にとって、目的を見つけることが、最初の突破口になります。
そこで、今回は、こんな方法を提案してみます。
①「なぜ」を問いかける
目的を見つけるためには、「なぜ」を問いかけることが大切です。自分がなぜ勉強する必要があるのか、自分自身に問いかけてみましょう。このようにして、学習に必要な目的意識を見つけることができます。
②目的を定める
目的が定まったら、自分自身に目標を設定することができます。目標は、達成可能で、具体的で、測定可能で、期限を設けることが大切です。
気分で目標の達成ラインが変わらないようにするのです。
③目的を可視化する
目的を可視化することで、目的達成へのモチベーションを高めることができます。目的を達成したときのイメージを具体的に描いてみることができます。
以上のように、目的を持つことは、学習に必要なモチベーションを高めることができます。勉強が苦手な人でも、目的を見つけることで、より良い学習をすることができます。
5. まとめ
今回は、目的意識と勉強の関係についてお伝えしました。
目的があることで行動に影響を与え、効率的な勉強ができることが少しでも伝わってくれているといいなと思います。また、目的が明確であることは、目標を設定し、具体的な計画を立てやすくすることにもつながります。自分自身にとっての目的や目標を設定し、より良い学習を実現していきましょう。
このように、目的を持つことで、自分自身にとって必要な知識やスキルを身につけるために、効率的に学習することができます。ぜひ、このコラムを参考に、自分自身にとっての目的や目標を設定し、より良い学習を実現していただければ幸いです。
自分ひとりじゃ不安だったり心配だったりする人は、ぜひヒーローズでいっしょに勉強の目的探ししてみませんか?