こんにちは。こんばんは。
個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
2022年度の静岡県学力調査テストも無事全学年終わりました。中学2年生の皆さんにとっては、1年生のときとの難易度の違いにびっくりしたんじゃないかなぁって思いますが、これを読んでるあなたはいかがでしたか?
富塚校でも、1年生のときと同じような気分で学調に臨んでみて、「こんなはずでは…」とか「難しすぎる…」とか嘆いている生徒が多かったと思います。
例年どおりのことですが…汗
さて、そんな静岡県学力調査テスト、通称「学調」とか「県学調」ですが、生徒たちからよく訊かれるのが、「学調って何がわかるの?」という質問です。いつもより広い範囲の実力テストをやっただけ…といえば、確かにそう見える部分もあるでしょう。
けれど、実力テストだからこそ、ちゃんと分析して使えば、これ以上ないあなたのための道標にもなります。
今回は学調でわかることの3つを紹介するので、そのポイントを活用してあなた自身をパワーアップさせちゃってください。
学調でわかること① どんなタイプの問題が弱点かわかる
学調の出題形式は、ふだんの定期テストとけっこう違っていませんでしたか?
定期テストだとできるのに、学調になるといつもどおりにいかない(泣)と思ったことはありませんか?
そんなふうに思ってしまう理由は2つあります。
1つは単純に範囲の問題。
2つ目が今回の出題形式によるものです。
出題形式によるものの場合、あなた自身がどんなタイプの問題が弱点かを知るための手がかりになります。間違えていたり、できてなかったりした問題はどんなのが多かったでしょう。リスト化して整理してみると良いですよ。
リスト化するときは、ノートを使って↓のようにまとめると一目瞭然ですね。
学調でわかること② おおまかな自分の立ち位置がわかる
静岡県では、この学調で同じ学年の全員が一斉に同じ問題のテストをするという機会があります。同じ学年の全員ということは、要は受験におけるライバルたちと同じテストを受けているわけです。
つまり、学調でわかることというのは、県内におけるおおまかな自分の立ち位置です。学校の中ではなく、静岡県全体で見たときにどの程度にいるのかです。ただ、おおまかな立ち位置を知るためには、いろんな地域の平均点を知る必要もあります。最近は中学校ごとに平均点を出してくれなくなってきたので、塾のデータに頼るのが一番手っ取り早いんじゃないかなぁって思います。
富塚校でも調べているのでお気軽にご相談くださいね。
学調でわかること③ 志望校までに必要な学力がどの程度かわかる
おおまかな立ち位置がわかれば、現状の学力だとどの程度のレベルになるのかの推測ができますよね。志望校が決まっていれば、受験生になるまでにどれくらいの学習量が欲しくなるのかの予測もつきやすくなります。
今現在、志望校がはっきりしていなくても、3年生になってから気になり始めた高校までの学習量の予測をするための材料になります。12月までの内申点、あるいは2年末の内申点と今回の学調の結果を使えば、現在の学力でどの程度の高校がボーダーラインでどこらへんが努力圏なのかの目安を知ることもできますよ。
学調からわかったことを来年度に活かそう!
以上3つの観点からわかったことを、大雑把でもいいのでメモしておくなり記録をとっておくなりしておきましょう。
それらがいよいよ始まる受験生になるための準備段階になります。
静岡県の公立入試は、今のところ全学校全学科共通の試験を採用しています。自分の立ち位置を基準にすれば、来年度からどれだけがんばるか、どんな問題を克服するのかがわかり、より効果のある学習をすることができます。
自分一人だとどうやって分析していいかよくわからない場合は、解答用紙をもってぜひぜひお気軽にご相談ください。