こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
突然ですが、このブログ記事を読んでいるあなたに質問です。
「あなたは自分のことを負けず嫌いだと思いますか?」
さて、負けず嫌いの人たちは、悔しさをバネに成長すると言われています。
悔しい思いをした経験を自らのエネルギーに変えて、自らの努力や成長の糧にします。実際、成功した人の多くは、負けず嫌いの心理的要素を多かれ少なかれ持っています。
「あいつには負けたくない」想いが、努力を続けるモチベーションになります。 とはいえ、この負けず嫌いは、けして良いことばかりではありません。
- 目次
- ●負けず嫌いのデメリット① 自分のダメな部分に目が行ってしまう
- ●負けず嫌いのデメリット② 他人のアドバイスが悪口に聞こえる
- ●負けず嫌いのデメリット③ 勉強嫌いの原因になる
- ●誰かと比べるのではなく、「過去の自分」と自分を比べよう
負けず嫌いのデメリット① 自分のダメな部分に目が行ってしまう
負けず嫌いの生徒は、自分と他人を比較して優劣をつけたがる傾向があります。言い方を変えれば、自分が他人より「劣っている点」がどんどん気になります。
周りより劣っていると気にし始めると、「自分はあいつに負けている」「自分には能力がない」「何をやってもできない」などと思いこんでしまい、劣等感ばかりが強くなったり、セルフイメージが崩壊したりします。
負けず嫌いのデメリット② 他人のアドバイスが悪口に聞こえる
負けず嫌いの生徒は、他人からのちょっとした言葉や行動に対しても、「非難された」ように感じてしまいがちです。その結果、逆上したり、すぐに落ち込んでしまったりしてしまいます。こうしたことの繰り返しでコンプレックスを抱えてしまって、被害妄想に駆られるといったことも起きやすいです。
負けず嫌いのデメリット③ 勉強嫌いの原因になる
負けず嫌いの負のループに陥ると、他人との比較の繰り返しで「勉強嫌い」になりやすくなります。
特に、自分と友達、自分と兄弟姉妹など、比較できる対象が多いほど、負けず嫌いの子どもは「勉強嫌い」になる可能性が高いです。厄介なのは、自分で比較するだけではなく、親や大人・友達が言った言葉での比較すらも「勉強嫌い」を生む原因になることです。
誰かと比べるのではなく、「過去の自分」と自分を比べよう
負けず嫌いの人の、代表的な心理的特徴を3つ挙げましたが、何か気づいたことはありますか?
負けず嫌いのデメリットは、自分と他人を比較したときに起きる場合がほとんど。だから、比べる対象を他人ではなく「過去の自分」にすることが大切です。常に「過去の自分」と勝負していくのです。そうすることで、あなた自身が思い描く自分になれる可能性が高くなります。
健全な負けず嫌いは、「過去の自分に負けたくない」想いの負けず嫌いです。
ヒーローズ富塚校は「昨日の自分を超える!」が目標です。ついつい自分以外に目がいってしまいがちな皆さん、ヒーローズ富塚校で一緒に勉強してみませんか?
初稿:2018年8月30日
改稿:2021年12月2日