こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です(*^^*)
今回は、生徒たちの様子を見ていたわかった、ダメな勉強法を5つ紹介します。
- →ダメな勉強法1. 時間をかけて勉強する
- →ダメな勉強法2. 問題と答えを覚える
- →ダメな勉強法3. たくさん練習することを目的にする
- →ダメな勉強法4. 完璧さを求める
- →ダメな勉強法5. 自己流が最善と考える
ダメな勉強法1. 時間をかけて勉強する
勉強の目的が「解けるようになる」とか「考え方や解き方を身につける」であれば、一つ一つを丁寧にゆっくり時間をかけてやることは悪いことではありません。そうした結果、時間がかかるというのであれば、仕方ないことです。
けれど、 「テストで点を取る」ことが目的だった場合、必ずしも時間をかけるのが正解にならないのです。なぜならテスト時間は有限な上、問題数も多いため、一つ一つにそこまで時間をかけることができないからです。何十分もかけて1問を解く練習をしてしまうと、テスト中では問題数をこなせないという残念なことが起きてしまいます。
ダメな勉強法2. 問題と答えを覚える
教室では、よく「クイズ王になるつもりか!?」と言っているのですが、問題と答えを覚えることに一生懸命になっているのもダメな勉強法です。だって、これを繰り返していくと全く同じ問題にしか対応できなくなってしまいます。数字が変わったり、ちょっと表現が変わったりしただけで別の問題だと思いこんでしまい、また新しい解き方や考え方が必要だと思うようになってしまいます。
ダメな勉強法3. たくさん練習することを目的にする
とかく問題をたくさん練習したがる生徒が多いです。多問練習自体を否定するつもりはありませんが、たくさんの問題を練習しなきゃいけない意図を知らずにただただ練習だけしている生徒はヤバいです。どんな目的でたくさんの問題を練習しなければいけないのか、あるいはどんな意図があってたくさんの問題を練習するように言われるのか、こういったことを忘れていると、「やった」という達成感は残るけど成果につながらないということが起きます。
やみくもにたくさん練習すればいいってわけじゃありません。
ダメな勉強法4. 完璧さを求める
完璧に覚える!その心意気はすばらしいです。
高い目標に向かって努力する、その真面目さや向上心は大変良いものです。
けれど、完璧さを求めすぎるのはよくありません。満点じゃないとダメだと思い込んだり、自分の理想通りになってないとダメだと思ってしまったりする傾向があります。その積み重ねで、必要以上に失敗を恐れ、本来あるはずの成長のチャンスすら失ってしまうかもしれません。
ダメな勉強法5. 自己流が最善と考える
勉強するのが苦手な生徒ほど、自己流の勉強が何より最善と考える傾向が大きいようです。もちろん、自己流のすべてが悪いわけではありません。それで成果につながっているのであれば、何の問題もないのです。
ただ、勉強が苦手な生徒は、成果がなかなか出ないから余計に苦手になるサイクルにはまっています。にもかかわらず、自己流を変えようとしないわけです。上の1~4の勉強法すべてに当てはまることです。とにかく、成果が出ていなかろうと自己流がもっとも良く他の方法や考え方をなかなか認めようとしないのが、勉強が苦手な生徒の特徴です。
生徒たちを見ていても、勉強法の改善のための相談をしにくるのは、成績が良い子たちが多いです。
終わりに…
今回挙げた5つのダメな勉強法は、目的さえ間違っていなければ、一つ一つはすばらしいものばかりなんです。何を目的としてその勉強をするのか、それで成果は上がってきているのか、あたりを日々気をつけながら勉強に取り組めるようになると、良いと思います。
自分ひとりで、そういったことが考えられないときは、ぜひぜひヒーローズ富塚校を頼ってみてください。