昨年度から、ヒーローズ富塚校では、教室での授業の様子や学校のテストの点数、宿題のがんばり具合その他もろもろを全てデータ化して、アダプティブラーニング(適応学習)っぽいことを始めています。どういった傾向の生徒が成績が上がりやすいのか、いろんな指標から統計をとって調査しているんです。
2020年になってデータ蓄積は増し、昨年より精度が良くなってきたと思っています。
以前書いた、宿題合格偏差値とテストの点数の相関関係なんかも、このデータ化の中の一環です。
という前置きで、今回の夏期講習では、2019年度冬期講習で結果が良かった「目的意識の改善」を重視してます。
ヒーローズ富塚校の夏期講習では、
➀重点単元の確認
②「できるようなる」ための意識づくり
③個別だけど切磋琢磨
あたりをテーマにして行っています。
特に重要視しているのは、②「できるようなる」ための意識づくりです。授業中でも、時々「何のための勉強してる?」と確認を取ったり、どうやってるかを聞き取ったりしながら、生徒たちが主体的に取り組めるようにお手伝いしつつ、講習を進めています。
どうして、目的意識の改善をやっているかというと、なかなか成績が上がらないと言っている子ほど、勉強に対する意識の向き方が違うんです。
わかりやすいところだと、学校の宿題でしょうか。
たとえば、こんな気持ちで取り組んでませんか?
ーー提出のため
ーー終わらせるため
ーーさっさと片付けるため
先生も経験ありますが、学校提出の課題なんかを答え丸写しで適当に丸付けしたり、怪しまれないよう時々わざと間違えて書いたりして提出していませんか?
こういった感覚で勉強をしている人は要注意です。
目的意識が、「提出」「終わらせる」に、かな~~~り引っ張られちゃってます。そして、そういったのは勉強ではなく「作業」になっちゃってます。「作業」になっちゃったものは、なかなか成果に結びつきません。
それこそ、こういった感覚で勉強(作業)を続けていれば続けているほど、勉強に対する目的ってどんどんおかしくなってしまうのです。
だから、目的意識の改善って重要なんですよ!
ヒーローズ富塚校では、目的意識の改善をしたい生徒をお待ちしております。