1学期期末テストの終了後にも宿題とテストの点数の関係についての相関を出してみました。
2学期期末テストも結果が出そろいましたので、前回に引き続き塾の宿題の合格と点数の関係についての相関を出しました。
前回と今回の違うところ
宿題の合格について前回は合格率で出しましたが、生徒が増えたこと、入塾時期の違い等もあることから、今回は合格回数による偏差値表記に変更しました。
集計は1週間単位です。週2日で通う生徒が多い中、平均合格回数は0.89回でした。なので、偏差値50でも週に1回合格に達していないことになります。偏差値52あたりから、合格回数が1を超えます。
高偏差値ほど宿題の合格率が高く、低偏差値ほど合格率が低いです。
合格偏差値と期末テスト点数との相関関係
そんなわけで、2学期版はこうなりました。
前回に引き続き近似曲線も赤の点線で入れてあります。今回の相関係数は0.62、依然として相関は高いと言えます。
1学期取り組み改善を行った生徒たちはというと…
前回の結果を踏まえて、宿題をやる目的意識の改善を図っていったところ、取り組み方に改善が見られた生徒たちは、順当に点数アップにつながっていました。
一方で、宿題の取り組み方に改善が見られない生徒に関しては、点数ダウンが多い結果に。
こういった様子を見ていると、宿題への取り組み方の改善は点数アップに対して大きな成果があるように思います。
取り組み改善を引き続き行っていきます
引き続き宿題への取り組み方の改善を行い、どんなふうに学習と向き合っていくかを指導していきたいと思います。