こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
中学生の皆さんは、年内最後の定期テストも終わって、そろそろ返却され始めた頃合いでしょう。
さて、そんな皆さんに質問です。
「テスト反省ちゃんとやってますか?」
「学校でやってるよ」という返事が来そうですが、今回の質問の意図はそれとは違います。
テスト反省と一括りにしてしまったけれど、反省すべきはテスト勉強から結果にいたるまで、全部の反省です。
自分自身の解答用紙ともよくにらめっこしてみましょう。
テスト反省のポイント① 自分の目標と結果がかみあっているかを確認する
テスト反省で最初にやってほしいことは、今回のテスト勉強で得られた結果がどうだったかの確認です。テスト勉強をしているときは「目標「〇点」を取るんだ!」と意気込んでいることでしょう。私も、そうであってほしいという思いがあります。
今、あなたの目の前にはテストが返ってきて、あなた自身の解答用紙があるはずです。
その結果が、自分が思い描いていたようにならなかったとしたら、テストそのものよりもまずは今回の自分のテスト勉強を疑ってみましょう。今のあなたが得た点数は、今回やったテスト勉強で得た結果です。つまり、言うなれば今回のテストのためにあなたがやったテスト勉強で、なるべくしてなった結果ということです。
もし、それでテスト結果に納得できないというのであれば、テスト勉強そのものを変えるしかないですよね?
きっと中学校では、テスト勉強計画というものを立てたはず。そのテスト勉強計画表もよく見ておきましょう。
その計画は、本当にテストで「〇点」を取るための勉強計画でしたか?
それとも、とりあえず課題を終わらせるための計画だったりしていませんか?
テスト反省のポイント② 間違ったりわからなかったりした原因を探る
あなたがテストで書いた解答用紙、本来そこには次につなげるための情報がいっぱいあります。点数を見て一喜一憂したい気持ちはわからなくもありませんが、次の2つのことを確かめてみましょう。
- ■どんな間違い方をしたのか
- ■何がわからなかったのか
この「どんな間違い方だったか」「何がわからなかったか」の2点を、全教科の一つ一つのミスごとに調べていきます。ぜひ箇条書きでリスト化して書いてみてください。
そして次に、今書き出した箇条書きリストに対して「どうしてそうなったのか」の原因を探りましょう。原因を探っていくのに大事なのは、「なぜその間違いが起きてしまったのか」の視点と自分の問題としてとらえることです。たとえば、間違いの原因が「問題を読んでいなかった」という場合、さらに「なぜ問題を読まなくても解けると思ったのか」というところまで掘り下げてみるとあなた自身が抱えている問題点がみつかるはずです。また、原因を探るときは心理的な側面も重要なことなので、あわせて思い出してみてください。緊張するとできなくなってしまうタイプは心理的な原因が強いかもしれません。
テストにおける間違いの詳しい原因がわかれば、次に打つべき方法が見えてきます。ここでわかったことを次回のテスト勉強に組み込んでいきます。
あなたの目標を達成するために、あなたがよくやってしまうことをテスト勉強に組み込み、そうならないようにしていくわけです。
テスト反省をして、あなたの勉強法をアップデート!
ヒーローズ富塚校では、点数が想定以上に下がってしまった生徒や、希望の生徒を対象にこういったテスト反省を一人ひとりに行っています。
- □ ただ何となくテスト反省をやっていた
- □ テスト反省のしかたがよくわからない
- □ 成長のきっかけがどこにあるかわからない
↑の部分にあてはまるところがあるようだったら、ぜひぜひヒーローズ富塚校でいっしょにテスト反省してみませんか?
もしかしたら、成績がすぐに上がるヒントが見つかるかもしれないですよ。