昔から別に自分は勉強が嫌いではなかったので、まあやっとくかっていう気持ちで日々過ごして居ました。そして小6のとき
に進路がどうとか先生が言い始めて、将来の夢はなんだろうかって現実的な範囲で考え始めました。そうだ、歴史が好きだな。
それだけで小学生のときは歴史の先生になるって周りに言ってました。別にどんな理由でもなりたいっていうのは自由ですけ
どね。中学を卒業するときには今、未来の自分への手紙を書いて、成人式で渡すねと担任の先生から言われました。そこには
おそらく学校の先生になると書いた記憶があります。そこからコロナが流行りました。休校中は普通に家でのんびり過ごして
いたんですが、あるとき地震が頻発しました。そこで地震のことをちょっと調べてみて興味を持ちました。さらにどんどんと
調べていきました。歴史、活断層の場所、学説。調べれば調べるほど興味深い。単純な好奇心から漠然と気象庁に勤めるのも
良いなあと思い始めました。そのころには案外先生になるのはどうでもよくなっていたかもしれません。気象庁に入るには2
つ手段があったのですが、どちらもかなりの量の勉強が必要でした。3年間あるし余裕だろうと思いながら勉強しました。で
もやっぱ人間なんでだらけるんですよね。結局本腰を入れて勉強したのは2年の秋からでした。それでも授業はしっかりうけ
て、課題もしっかりやってたおかげで基礎は出来ていました。受験日はどんどん迫ってきました。一日一日足音たてるように、
またそれが聞こえるように迫ってきました。自分はとにかく数学に熱中しました。特に数学が重要な科目だったのもあります
し、得意だったのもあります。しかし今でもはっきり覚えています。難しい問題も難なく解けるようになった夜、寝て起きて
学校へ行くと猛烈な吐き気と息苦しさが起こりました。結局学校を長期に渡って休んで、受験会場にもほとんど死んでるよう
な感じで行き、そして落ちました。
人生終わったと思いました。そんなことはないのに。しかしそれでもどこか大学には行きたいなと思い、外に出ることも出
来ない体調だったのでめっちゃ考えて、通信制の大学へ入学して家で勉強しながら体調がよくなることを待とうと思いました。
そして入学した学部は自分が今まで目指していたのとは全く違う分野でした。
情報系でした。そして今はエンジニアを目指しています。今ではむしろ向いてるかなと自分で思っていますし、あのとき落ち
たことでこの道が開けたと思うと逆に良かったのかなとも思ったりします。ここまでを振り返ると自分のやりたいことなんか
ブレまくってて何ひとつうまくいってないように見えます。しかし考え方を変えると、ブレていてもそれを目指す土俵には立
てているんだとは考えることができます。それは今まで特に意識していませんでしたが、日々の授業を聞いて、課題を出す。
そういうことによって持っていた基礎学力があったからだと思います。また少し話しを変えると、自分は今ドイツ語を勉強し
ています。この言語は英語と似てるとこもあってですね、高校の英語を結構まじめにやってたおかげでとにかく理解と暗記が
早かったんですね。なぜかついでに英語のリスニングもちょっと伸びたのはよくわからないですけども笑。まああの自分が言
いたいことはとにかく何かあったときに今までやってきたことってどっかのタイミングで大体役に立つということですね。ち
なみに今の将来の目標はエンジニアとしてドイツで暮らすことです。だいぶ先になるかもしれないですけどね。
2024.12.19
なぜ勉強を頑張るのか?