自分の力で、道を切り開ける人になってほしい
私がこの教室に着任して、もうすぐ3年が経ちました。
この3年間で、高校受験を迎えた生徒さんたちは全員、志望校に合格しています。
高校受験においては一人も例外はありません。
これは、私にとって「実績」以上に、生徒たち一人ひとりが「やるべきことをやり抜いた結果」だと思っています。
もちろん、全員が楽に合格したわけではありません。
壁にぶつかりながら、それでも最後までやり抜く力をつけてくれたこと、それが何より誇らしいのです。
私が常に思っているのは、**「受験はゴールではなく通過点」**だということ。
そして、勉強という手段を通して、
「論理的に考え、道筋を立てて、問題を解決する力」を
この教室ではしっかりと身につけてほしいと思っています。
これは大人になってから、想像以上に役立つ力です。
社会に出れば、「自分で考え、自分で動き、壁を越える力」が問われる場面がたくさんあります。
だからこそ、私の願いも、親御さんの願いも、最終的にはただ一つ――
**「あなたが、自分の力で、自分の望む道を進んでいける人になってほしい」**ということです。
この思いは、小学生にも、中学1・2年生にも、確実に届いていてほしい。
まだ少し先の未来かもしれませんが、「受験」は確実に訪れます。
その時に、自分で戦い、自分で道を切り拓ける力を、今から少しずつ育てていってほしいのです。
今受験に向けて頑張っている先輩たちの姿勢を、ぜひ見習ってください。
2月の受験期、君は誰と戦うのか?
少しだけ、想像してみてください。
あなたが志望している高校の募集定員が300人だったとしましょう。
あなたはその300人のライバルたちと、「学力」で真正面から戦うことになります。
その300人のライバルたちは、今この時間、何をしているのでしょう?
必死に勉強しているかもしれませんし、まだエンジンがかかっていないかもしれません。
でも、はっきり言えるのは、最終的に自分を救えるのは「自分自身」だけだということです。
親でもない。
友達でもない。
私でもありません。
自分で自分を支え、
自分で選んだ目標に向かって、
自分の力で立ち向かっていくしかないのです。
だからこそ、今やるべきことを、やり続けてください。
その積み重ねこそが、「勉強を通して、自分の道を切り開く力」になります。
この力をつけることができれば、将来どんな困難があっても、あなたは自分で立ち上がることができます。
逆に、この力をつけないまま大人になると、ずっと誰かに依存して生きることになります。
私はそれを、誰よりも避けてほしいと思っています。
親御さんもきっと、同じ気持ちでいるはずです。
今の努力は、すべて「自分の未来のため」です。
自分の力で、自分の未来を切り開いていってください。
応援しています。