3. 条件を決める
勉強に特化した小さな目標を立てたら、次は勉強する「条件」を決めましょう。
習慣化には「いつ」「どこで」といった条件設定が効果的です。
条件反射的に行動できる状態をつくることを、心理学で「アンカリング」と呼びます。
ポイントは、既存の習慣の「最後」と、新しく習慣化したいことの「最初」をくっつけること。
たとえば、勉強を新たに習慣化したい人が、「入浴の直後に勉強する」と決めたとします。
入浴後はドライヤーで髪を乾かすのが習慣になっているなら、以下のように、入浴にまつわる一連の流れの「最後」と勉強の「最初」をくっつけるのです。
入浴の最後「ドライヤーを置く」
勉強の最初「勉強用の椅子に座る」
⇒「ドライヤーを置いたら勉強用の椅子に座る」
こうすると、普段の習慣の勢いのまま行動できるので、うまくいきやすいのだそうです。
歯磨き、食事、通勤など……お決まりの行動とセットで勉強すれば、三日坊主は防げることでしょう。