2. 習慣にしたいことを勉強に絞る
小さな目標を立てる際は、「勉強だけ」に特化した目標とすることも大切。
「早起きして、勉強する」のように、「勉強のこと」と「勉強以外のこと」を組み合わせてしまうと、習慣化は困難になります。
人間は、環境が変わっても生理状態を一定に保とうとする働きをもっているのだそう。
私たちが新たな行動を簡単には習慣できないのは、このホメオスタシス(生体恒常性)と呼ばれる働きの作用で、心や体が「いつもどおり」を維持しようとするから。
にもかかわらず、複数のことを同時に習慣化しようとするのは、「成功しにくい」を超えて「無謀」なのです。
たとえば「出勤前に勉強する」「定時に仕事を終えて勉強する」といった目標を立てた場合、「勉強すること」だけでなく「早起きすること」「定時に仕事終わらせること」をも習慣にしなくてはなりません。これぞまさしく “無謀” な目標と言わざるをえないのです。
一度に複数のことを習慣にはできないと割りきり、勉強のみに専念すべきであることを、覚えておいてください