将来の夢は?と聞かれて明確に決まっていてすぐに答えられるでしょうか?
私は中々難しいと思います。
ですが、こと高校受験の面接での回答に関しては将来の夢が明確に決まっていなくても十分立派な回答を返すことが出来ます。
そもそも面接官は将来の夢を質問することで、その学生の「興味関心の方向性」と「学習意欲」を確認しています。
つまり、学生の夢そのものを重要視しているのではなく、「この子はどんな興味を持っているのか」そして「高校でその興味を掘り下げる意欲を持っているのか」という点に注目しているのです。
どんな小さなことでもいいので、「自分はこんなことをしたい。そのために、高校生活でこんな力を身に付けたい」という気持ちを面接官に示せたら、無事合格圏内に入ることができます。
高校受験の面接では、ぼんやりと「人を助ける仕事がしたい」「英語を使う仕事がしたい」「自分の特技を活かせる仕事がしたい」くらいの曖昧な展望を示せば十分です。
まずはぼんやりと、自分は「こんなことをする人になりたい」と考えることから始めましょう。
では回答例です。
回答例)
私の将来の夢は、困っている人の力になる仕事に就くことです。
長所でもお話ししたように、私は困っている友達の相談に乗ったり、手助けをしたりすることが得意です。
どんなことで困っている人を助けるのかは、まだ決められていませんが、御校に入学したら、地域のボランティア活動や発展途上国のボランティアプログラムに参加して、経験を積んでまいりたいと考えています。
では今回は以上です。