紀元前3世紀、秦の国で初めて皇帝となったもの、それが始皇帝です。
彼は、中国を統一し北方の遊牧民族の侵入を防ぐため万里の長城を築き工程を頂点に全国を支配する中央集権体制を実現し、文字や貨幣・長さ・容積・重さをはかる基準を統一しました。
しかし、秦という国は13年というはやさで滅亡しています。
その一因としては、万里の長城の建設工事が苛烈であり不満が募ったというものもあれば、巡行の際に顔を見せて歩いたため、秦の圧政に苦しめられていた人々は、始皇帝の容姿を見るや拍子抜けし、これを内心ではバカにするようになったのです。さらに仕事に対しての熱意から一日に一石(150キロ)の木簡を処理していたと伝わります。しかも、自分で決めた予定の仕事が終わらないと休憩もしないという徹底した完璧主義者だったようです。
その完璧主義は巡行の際にも表れておりその過酷なスケジュールから体調を崩したともいわれています。
これらが秦が滅亡するに至った要因のうちの一つです、ほかにもありますが、、、
ちなみに万里の長城ですが、あれは1から建設したものではなく実際には元々あった長城をくっつけて長くしたものです。
さらに今写真等で確認できるレンガ造りの立派な長城は明の時代に完成したものです。
ちょっとした雑学ですね。
では今回は以上です。