
・植木算は、木の本数ではなく木と木の間の数を考える問題であること
・植木算では、間の数は木の数より1つ少ないことが基本になること
・植木算を解くには、何を数える問題か、両端を含むかを整理することが大切なこと
この記事の著者:ヒーローズ東郷校の先生東郷町の個別指導塾ヒーローズ東郷校の先生。誰にでもわかるように、そして今日から実践したくなるよう勉強法から伝え、一生役に立つ学習習慣が身につく指導を心がけています。
ヒーローズ東郷校について
えー、本日は植木算でございます。
名前だけ聞くと、
のどかですね。
風がそよそよ吹いて、
土のにおいがして、
誰かが軍手をはめていそうな空気です。
ところがです。
この植木算、
見た目は園芸、
中身はわりと頭脳戦です。
子どもは最初こう思います。
「木を植えるんでしょ?」
そうです。
木を植えます。
ただし、
算数はそんなに素直じゃない。
木を数える話かと思ったら、
急にこう来る。
「間はいくつですか?」
空気が変わります。
木を見せておいて、
本当に見てほしいのは
木と木のあいだ。
主役が出てるのに、
スポットライトは脇役。
これが植木算のクセです。

たとえば、
道の端から端まで木を5本植える。
「はい、5本ですね」
正解です。
でも終わらない。
「間はいくつですか?」
ここで「あれ?」が起きる。
5本あるなら5じゃないの?と。
わかります。
でも違う。
間は4つです。
なぜか。
両端の木は、
片側にしか間を持たないから。
真ん中は忙しい。
端はちょっと暇。
だから
木より間は1つ少ない。
ここが第一関門です。
植木算は
こう聞いてきます。
「見えてるものだけで
満足してないか?」
いや、
圧が強いですが、
本質はそうです。
植木算は
木の話じゃありません。
すき間の話です。
たとえば、
20メートルの道に
5メートルおきに木を植える。
「20÷5=4。はい4本」
と言いたくなる。
わかる。
とりあえず割りたい。
でも違う。
4は「間」です。
だから
木は5本。
間が先。
木はあと。
この順番が大事です。
そして毎年、
このあとに事件が起きます。
「+1」を忘れる。
途中まで完璧。
式もきれい。
でも最後に忘れる。
玄関まで来て
靴を履かずに出るくらい惜しい。
植木算、
最後のひと押しを試してきます。
でも面白いのはここからです。
この関係、
日常にもある。
信号が4つあれば、
間は3つ。

机が6列あれば、
通路は5つかもしれない。
ただし。
ここでまた罠。
「両端を含むのか?」
これで全部ズレる。
植木算は
条件にめちゃくちゃ敏感です。
つまりこれは
計算の問題というより
読み取りの問題。
ちょっと仕事っぽいですね。
そしてさらに非情な問題も出ます。
木を抜く。
植えるだけじゃない。

算数、
意外とドライです。
でも本質は変わらない。
何本あるかじゃない。
どう並んでいるか。
つまり
「もの」ではなく
「関係」を見る。
いい言葉ですね。
なんだか
人生っぽくなってきました。
でも本当にそうで。
人は目立つものを見る。
木は見える。
でも大事なのは
そのあいだ。
距離。
余白。
並び方。
植木算は
そこを見せてくる。
だから苦手な子は、
計算じゃなくて
「何を数える問題か」
ここを整理する。
木か。
間か。
両端は入るのか。
ここが見えれば、
急に解けます。
逆にぼんやりしてると、
全部合ってるのに間違う。
これが怖い。
でも一度わかると、
景色が変わる。
木を見ると、
先に間が見える。
フェンスを見ると、
ちょっと嬉しくなる。
だいぶ侵食されていますが、
悪いことではありません。
というわけで、
植木算は
見えている数と、
そのあいだの数は違う
という話でした。
こんなに平和な名前で、
やってることは
なかなか本格的。
私はもう、
公園で木を見るたびに
本数より先に
間を数えそうです。
完全にやられています。
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