こんにちは！個別指導学院ヒーローズ参野校です。
冬が終わったのかな・・・と思った矢先の寒波で冷え込みが再来・・・
塾生さんたちも風邪やインフルエンザと体調不良の連絡が相次ぎます。是非ともご自愛をお忘れずにお願いいたします。
さて、卒業～進級・進学シーズンを迎え、塾生さんたちは来月からの新しいステージの為に力をためこむ時期となりました。
それはすなわち、受験シーズンの終わりと始まりでもあります。
本年度は自衛隊試験から始まり、大学入試の推薦入試、私立中学入試、私立・公立高校入試、私立・国立大学入試・・・と長らく受験対応を行ってまいりました。
その中で感じたものを書かせていただきたく思います。
受験シーズンは部活引退後だけではない！
成績・テストの点を伸ばすには「時間・質」ではなく『癖と闘うこと』
少しばかり大きく書かせていただきました。
勉強しているのになかなか点が伸びない、学校の問題集はやってるのに成績が・・・
そんなお悩みを持ってくる学生さんの大きな特徴として「問題のやりっぱなし学習」が散見されます。（勉強が苦手な学生さんもですが・・・）
つまり、日常学習の「癖」です。
学校の問題集やテキストの書き方・ノートの取り方を拝見するだけでその学生さんの癖を見つけることができます。
字の書き方 問題の書き方や進め方 丸付けや直しの書き方・・・その学習時間の賜物がそこに明確に表れています。
そんななかでの癖は、いいものもあれば悪いと感じれるものもあります。
癖というものはなかなか治りにくいものでもあります。（裸の大将・・・？）
多くの学生さんは問題集を終えることが目的となり、内容やそこで理解すべきことは二の次なのです。
実際、この記事をご覧の方は、改めてテキストやノートがどうなっているか・・・普段、どんな意識であるか、考えてみていただきたいです。
大切なものは・・・？
最低限必要なのは「時間・質」ではなく『復習の回数』です
テスト前、受験シーズンとなれば、学習時間と共に問題処理数も爆発的に増えることとなります。
その時に100問の問題の解法を100通り覚えるなど不可能に近いです。
やりっぱなし学習をし続けてきた学生さんはそれが不可能だと気付かず、ただ時間を費やす⇒疲弊していく⇒本腰が入らない・・・という悪循環を引き起こします。
進め方の例・・・
まずは100問のうち、10問をやります。間違えたものは「もう一度やるべき問題」としてチェックしておきましょう。
次の日はその間違えた問題もう一度やって、次の10問をやる・・・間違えたらチェック・・・
その繰り返しを継続することです。
その繰り返された問題こそ、テスト直前に再度見直すべき問題なのです。
もちろん、そのチェックの仕方、ノートの取り方、どうしようもなかった！・・・と、細かくはありますが、そこは学生さんの癖の中の一部です。
まるっきり勉強法を変えるのではなく、今の勉強スタイルをどう修正していくか？
そして「修正することが自分にとって力になることを実感する」ことが最重要であると思います。
当参野校では、個別指導という観点から一律のカリキュラムは設けておりません。（学校の進度に合わせる中で、必要時に遡及学習を行っております。）
書き方やノートの取り方など、日常学習の中で修正すべきところの吸出しと指導から始まります。
また、生徒さんにはその修正の目的をしっかりお話するなど「ありがちな勉強法の押し付けにならない」指導を心掛けております。
この指導はどの学力層の生徒さんでも・・・志望校が進学校、非進学校問わず行います。
それは「勉強の体質改善」という観点のもとです。時間はかかります。即効性のある特効薬ではありません。
しかし、身に付けることで、限られた時間の中での勉強の質を問われる受験シーズンには 必ず活きると考えております。
また、自身で「修正することが自分にとって力になることを実感する」ことが繰り返しできれば、その先、どのような困難が待ち構えようとも対処できる「生きる力」となることでしょう。
本年度も受験生たちは目標に向かい、本当に頑張ってくれたと思います。
小学生のときから大学入試までと長らく当校で在籍し、プレッシャーと闘いながらも自身の夢を忘れず卒業していく生徒。
本校から進学校へ進み、残念な結果を受けながらも、最後まで粘り強くしがみつき大学進学を決めた生徒。
小学生のときから7年以上在籍していた元塾生は20歳成人となり、就職がきまったとご報告にも来てくれました。
新しいステージに向かう姿を見れることは非常に幸せなことだと感じながら、新年度に向かいたいと思います。
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