個別指導学院ヒーローズ参野校のブログ 英語のススメ 英語長文の変化・・・「思考問題の増加・継続は力なりを」

無料体験 / 資料請求
LINEで相談
  • 実際の様子を
    体験
    無料体験個別相談
  • じっくり
    検討する
    資料請求お問合せ
  • LINEで
    気軽に相談
    LINEで簡単相談
  • お電話によるお問い合わせ 0120-432-053
  • LINEで質問

教室を探す

個別指導学院ヒーローズ 参野校(静岡県浜松市中央区参野町77-1)

参野校

ブログTOP
2021.12.29 ブログ

英語のススメ 英語長文の変化・・・「思考問題の増加・継続は力なりを」

こんにちは 個別指導学院ヒーローズ参野校でございます。

年の瀬。そんな言葉が聞かれるようになりました。日増しに冷え込みも強くなり、温かい飲み物を片手にという生徒さん、上着をラティスにかける生徒さん・・・冬ですね(笑)

さて、その学力調査が各方面から「難易度が上がった」という声が聞かれました。県学力調査は、公立高校入試にむけた指標と言われております。そこから、今後の公立高校入試、中学1年2年の動向が読み取れるのではないか?
今回は英語について書かせていただきます。


英語・・・長文「思考問題の増加・継続は力なりを」


本年の指導要領改訂で中一英語が非常に混乱しているという声が聞かれます。そのスタートが現中三です。
仮定法過去や原型不定詞など、高校英語から降りてきたというのは、よく聞かれていると思います。
現状、まだその猛威というものはなくというのが印象です。
新しいものが、ピンポイントで狙われるというものでもありません。従来からある文法・単語でも四苦八苦でしょう。

一番大きく変わってきたのは、「長文問題の扱い」でしょう。
かつて、定期テストでは教科書本文が主体で、教科書外の英文を読む機会は学調などに限られていました。
しかし、現在は同レベルの文を出題しています。これは、「読解力を養う」のが大きな目的です。
現状、大学入試共通テストの出題形式からも、高い読解力が必須となっていることがわかります。

そして、思考問題の増加です。
ただ訳すだけでなく、いかなる状況か、把握をしながら読み進める必要がでてきたということです。
今回の学調の問題でも、典型的な思考問題が出題されておりました。

 

出題例
会話文を読み、文にあった選択肢を問う問題にて
 設問「〇〇さんは映画について沢山のことを知っているか」

本文中には、「沢山のことを知っている」とは書いておりません。逆に「沢山のことを知らない」とも書かれておりません。
しかし、文意から、「沢山のことを知らない」と判断しなければなりませんでした。
状況把握がいかに大切か。
本校の生徒では正解者は多かったですが、深く思考し、読み解かなければ正確な判断はできないでしょう。


英文読解は、決して「何かをしたから、すぐにできる」などというものではないと考えています。

まず、スタート地点は次の2点だと考えています。
①知らない単語はどれだけ大切にできるか?辞書や教科書を開き、意味を自ら調べること
②本文の主人公(主語)と動作(動詞)を把握すること


①は、もちろん単語の意味は調べれば何とでもなります。
スマホで入力すれば、即座に主要な意味が検索できます。
しかし、そこから覚えることをしなければなりません。
多くの生徒さんの場合、一度やったらそれっきりとなっています。
もったいなくないですか?
ノートに書き残す、マーカーをしておく、たったそれからでも行動です。
何度も見直して、意味が即座に浮かべば合格です。

さらに・・・スマホで検索すると、辞書タイプのサイトでしたら語法や複数の意味が表示されますが、
簡易的な検索は最も使われる意味しか表示しません。
既に、中学生でもそのやり方でやっている生徒もいますが、将来的なものを踏まえると辞書や電子辞書で用法や複数の意味を見ていただきたいとは思います。


②は文意を読み解くために必要なものです。
誰が、いつ、何を、どうして、何したのか。その動作主と動作は文の要です。

日本語であれば判断は可能ですが、英文は訳すことからでしか判断できません。
(英文を英文として訳せるなら話は別ですが・・・・)


その状況を踏まえ、現中三の希望者には、春先から夏までは日本昔話の英文を題材に多読、夏から現在まで入試レベルの長文読解演習を行ってきました。

夏までの目的は二つ
・長文読解は語彙力を上げる手立て
・正しい英文を多く読むこと→正しい文を読むことで、文型の意識

夏以降はさらに追加として
・時間配分の意識
・パラグラフリーディング・キーワードのチェック
と段階を上げながら、長期的な対応をしてまいりました。

合間には英検三級にチャレンジや、リスニング、高難易度英文整序問題と、思い返せばいろいろやったなあ・・・と。
そのほとんどに参加してきた生徒は継続し英語に向かい、しっかり力をつけてきました。
来年度からは、高校生対象に、英文読解の集中講義を考えています。

小学生の段階からレベルの高い英語を行っている学校です。
苦手にしやすい教科ではありますが、言語として、意味のあるものとしての認識をもつためにも
勇気を出して、取り組む。そんな環境づくりが必要だと感じます。

 

 

参野校

ブログTOP
  • 2024.04.22
    高校3年生・・・GWはどうですか!? 大学受験に向けて5月の大切な事とは
  • 2024.04.15
    2024年度版 ヒーローズ参野校 システムについて(カリキュラム・テキスト・授業時間)
  • 2024.03.23
    成績・テストの点を伸ばすには「時間・質」ではなく『癖と闘うこと』

> 参野校 教室詳細

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-432-053

お電話・webからのお問い合わせはこちらから!

個別指導塾×低価格×成績アップなら
ヒーローズ。

小学生・中学生・高校生まで幅広く対応。
まずはお気軽にご相談ください。

ページトップへ