こんにちは 個別指導学院ヒーローズ参野校でございます。
9月3日に中学3年生対象の県学力調査(県学調)が実施されました。
一つ、中三生・・・高校受験生にとっては、のちのちの公立高校入試に向け、力試しの機会となりました。
今回の問題傾向として、2点挙げさせていただきます。
・資料 読み解き問題・記述問題の増加→対応力とは
特に、理科社会にですが、資料問題とともに苦手にしやすい記述問題が多くなった印象です。
本校生徒の回答を拝見すると、教科書にある知識、記述問題で求められている知識は十分に備わっていました。
しかし、部分点扱いになっている回答は、「資料を読み取り」「問に対して的確な回答」を「必要事項を正確に記述する」
の何か一つが欠けている点が目立ちました。
平たく言えば、「知識は書いたけども、資料にあることや問いに対する回答は書かれていない」といった状況です。
この夏、基本事項をやった生徒は、失点が多いと感じた記述問題を集中的に取り組んでいた様子が見られました。
知識ばかりでなく、問題で求められるものはなにか。中学生にも感じてもらわなければいけないものなのでしょう。
・時事問題・社会的問題の取入れ→「自分の意見が持てているか」とは
社会や国語、英語での傾向ですが・・・
今期の新規教科書で採用され、国を挙げて取り組んでいるのSDG'Sがテーマに含まれていました。
また、社会問題として、ジェンダー問題、プラ袋問題など、ニュースで報道されるものばかり。
これは、「ニュースなど見ているか?知識はあるか?」だけでいいのか?
否。「自分の意見が持てているか」というところまで求められています。
夏休み中、中三生にむけ「プラ袋・コンビニでの有料配布は賛成?反対?」というテーマで作文問題がありました。
ほぼ賛成意見でした。環境問題に触れる(野生動物の生態に影響や被害を及ぼす)ことは書けており、一般的意見かな?
それならと、「ごみとして適切に捨てることができれば問題ない。マナーをしっかり定着させれば、環境に影響は少ない。無料配布でもいいのでは?」と
投げかけると、また議論になりました。
答えはありません。
必要なのは自身の考えと正確な知識と共に、他者の意見に対してどう受け入れ考察するかです。
つまりは、冒頭の「自分の意見が持てているか」は、「自身の意見と共に、他者の意見を受け入れ、よりよいものにしていく行動」まで含まれています。
そういった力も含め、テーマに対する自身の意見、体験、考察をしっかり主張できるか。
社会に出ても必要な力ではないでしょうか?
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