授業や宿題をしていると、
「……これ、分からない。」
という問題に出会うことがあります。
そんなとき、皆さんはどうしていますか?
すぐ質問する。
教科書や解説を調べる。
もう一度自分で考える。
ここまでならいいのですが、意外と多いのが、
「とりあえず飛ばして、そのまま忘れる」
というパターンです。
その瞬間は、
「あとで聞こう」
と思っていたはずなのに、気づけば数日後。
そしてテスト前に再会します。
「この問題……前にも分からなかった気がする。」
はい、久しぶりですね。
しかし、「分からない」をそのままにしておくと、特に数学や英語のような積み上げ教科では、その先の内容まで分かりにくくなることがあります。
だからこそ大切なのが、
分からないときに質問できることです。
★質問することは恥ずかしいことではない
生徒と話していると、
「こんなこと聞いたら恥ずかしい」
「簡単な問題だったらどうしよう」
「先生に前も説明してもらったし……」
と、質問をためらうことがあります。
でも、勉強している途中で分からないところが出てくるのは普通のことです。
むしろ、
分からないところに気づけたこと自体が大切です。
一番困るのは、
「分かっていないことに気づかないまま進むこと。」
分からない問題が見つかったら、
「ここが自分の伸びるポイントだ」
くらいに考えてみてもいいでしょう。
★ただ「分かりません」だけではもったいない
質問することは大切ですが、
「先生、分かりません!」
だけだと、実は少しもったいありません。
できれば質問する前に、
「どこまで分かっているのか」
を一度確認してみましょう。
たとえば数学なら、
「公式は分かります。でも、この数字をどこに入れるのか分かりません。」
英語なら、
「単語の意味は分かりますが、この文でtoが必要な理由が分かりません。」
というような質問です。
こうすると、教える側も、
「ここまでは理解できているんだな」
と分かるため、必要な部分に絞って説明できます。
そして何より、
自分の頭の中を整理する練習になります。
★質問する前に30秒だけ考えてみる
分からない問題に出会った瞬間、
すぐ答えを聞く。
これも、あまりおすすめはしません。
まずは30秒でもいいので、
「何が分からない?」
と自分に聞いてみましょう。
たとえば、
- 問題文の意味が分からない
- 公式を忘れた
- 途中まではできる
- 解説を読んでも、この部分だけ分からない
- 答えは合ったけれど理由が説明できない
などです。
ここまで整理できれば、質問の質も変わります。
「全部分からない!」
から、
「この部分が分からない」
に変わるからです。
実は、この「分からない場所を探す」という作業そのものが、勉強ではとても大切です。
★答えを聞いたあとがもっと大切
質問して説明してもらい、
「なるほど!」
となった。
ここで終わってしまう人もいます。
でも、注意したいのが、
説明を聞いて分かったことと、自分で解けることは別
という点です。
先生が説明しているときは、
「分かる分かる!」
と思っていたのに、次の日に同じ問題を解くと、
「……最初、何するんだっけ?」
となることがあります。
そこで、質問したあとは必ず、
もう一度自分で解く
ようにしましょう。
おすすめは、
説明を聞く
↓
答えを隠す
↓
最初から自分で解く
↓
翌日もう一度解く
という流れです。
質問はゴールではなく、
自分で解けるようになるための途中地点
と考えるといいでしょう。
★「質問できる人」は自分の弱点を見つけやすい
質問が上手な人は、
何でも先生に聞いている人ではありません。
自分で考えたうえで、
「ここまでは分かる」
「ここから分からない」
を見つけられる人です。
これは、テスト勉強でもとても役立ちます。
たとえば学校ワークを解いているとき、
「この単元が苦手」
だけではなく、
「計算はできるけれど文章問題になると式が作れない」
まで分かれば、やるべき勉強がはっきりします。
つまり、質問する力は、
自分の弱点を分析する力
にもつながっているのです。
★質問する相手は先生だけではない
もちろん学校や塾の先生に聞くのも大切ですが、質問する前に使えるものはいろいろあります。
教科書。
学校のノート。
ワークの解説。
以前解いた問題。
まず自分で調べてみる。
それでも分からなければ質問する。
この順番にすると、
「自分で考える力」と「人に聞く力」の両方を伸ばすことができます。
逆に、何でもすぐ答えを聞いてしまうと、自分で考える機会が減ってしまいます。
大切なのは、
一人で全部解決することでも、全部人に聞くことでもありません。
自分で考えて、必要なところで助けを求める。
そのバランスです。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、
生徒から質問されたときに、すぐ答えだけを伝えるのではなく、
「どこまで分かっている?」
と確認することを大切にしています。
なぜなら、
先生が全部説明してしまえば、その場では問題が解けます。
しかし、それだけでは次に似た問題が出たとき、また同じところで止まってしまうかもしれません。
だからこそ、
「何を使えば解けそう?」
「ここまではどう考えた?」
「前に似た問題をやらなかった?」
と一緒に整理しながら、自分で答えにたどり着けるようにサポートしていきます。
目指したいのは、
「先生に教えてもらったから解けた」から、「自分で考えて解けた」へ。
質問する力も、自立学習の大切な一部です。
★「分からない」を放置しない習慣を
分からない問題があることは問題ではありません。
大切なのは、
分からないまま放置しないこと。
まず自分で考える。
どこが分からないか整理する。
必要なら質問する。
最後は自分でもう一度解く。
この流れができれば、質問は単なる「答えを聞く時間」ではなく、
自分の力を伸ばす時間
になります。
今日の宿題や学校ワークで分からない問題が出てきたら、すぐに答えを見る前に、
「自分はどこまで分かっているかな?」
と考えてみてください。
ヒーローズ志都呂校では、一人ひとりの理解度を確認しながら、ただ答えを教えるだけではなく、自分で考え、質問し、解決できる力を育てることを大切にしています。
「分からない問題をそのままにしてしまう」
「質問したいけれど、何を聞けばいいか分からない」
「自分で勉強を進められるようになりたい」
といったお悩みも、お気軽にご相談ください。
無料体験授業・学習相談受付中です。
「分からない」は、できない証拠ではありません。
次にできるようになる場所が見つかったサインです。
一つずつ、「分かる」「自分で解ける」に変えていきましょう。









