「今回はけっこう勉強したのに、点数が上がらなかった……」
テストが返ってきたあと、こんな気持ちになったことはありませんか?
いつもより机に向かった。
学校ワークもやった。
暗記もした。
それなのに、思ったほど点数が伸びていない。
こうなると、
「自分は勉強しても意味がないのかな……」
と思ってしまうかもしれません。
でも、そこで「もっと長時間やらなきゃ!」と考える前に、一度見直してほしいことがあります。
それが、
「どんな勉強をしていたか」
です。
勉強は、時間を増やせば必ず点数が上がるというものではありません。
同じ1時間でも、やり方によって中身はかなり変わります。
今回は、勉強したのに結果につながらなかったときに確認したい3つのポイントを紹介します。
★①「見る勉強」だけになっていない?
まず確認したいのが、
実際に問題を解いていたか
ということです。
たとえば、
教科書を読む。
ノートを見返す。
先生の解説を読む。
単語帳を眺める。
これらももちろん勉強です。
ただ、それだけで終わってしまうと、
「分かった気がする」
状態になりやすいのです。
数学の解説を読んで、
「なるほど!そういうことね!」
と思った。
でも翌日、自分で同じ問題を解こうとすると、
「……最初に何するんだっけ?」
となる。
これは珍しいことではありません。
テストでは、教科書や解説を見ながら答えることはできません。
だから普段の勉強でも、
何も見ずに自分で答えを出す練習
が必要です。
英単語なら、日本語を見て英語を書けるか。
数学なら、解説を閉じて最初から解けるか。
理科や社会なら、用語を見ずに説明できるか。
「読んだ」ではなく、
「自分でできた」
まで確認してみましょう。
★②間違えた問題を「直して終わり」にしていない?
学校ワークや問題集を解いていると、当然間違える問題もあります。
そこで答え合わせをして、
赤ペンで正しい答えを書く。
「はい、直し終了!」
……となっていませんか?
残念ながら、それだけでは、
次に同じ問題が出たときに解けるとは限りません。
大切なのは、
「正しい答えを書いたか」
ではなく、
「自力で正解できるようになったか」
です。
間違えた問題は、
- なぜ間違えたか確認する
- 解説を読む
- 答えを隠す
- もう一度、自力で解く
ここまでやってみましょう。
特に数学では、
答えを見ながら途中式を書き写していると、その瞬間は分かったように感じます。
でも実際には、
先生や解説が運転してくれている車の助手席に座っているようなものです。
テスト本番では、自分で運転しなければいけません。
だからこそ、
最後は自分一人で解けるか
を確認することが大切です。
★③「その日だけ」で終わっていない?
その日にできるようになった問題でも、数日後には忘れてしまうことがあります。
これは普通です。
人間の記憶は、
「よし、完璧!」
と思った翌日に、かなり平然と忘れてくれます。
だから必要なのが、
時間を空けてもう一度確認すること。
たとえば、
今日間違えた問題
↓
その日のうちに解き直す
↓
翌日もう一度
↓
3日後に再挑戦
↓
テスト前にもう一度
という流れです。
ここでまた間違えたら、
「まだ覚えていなかった」
ことが分かります。
逆に、何も見ずに解けたなら、
「できるようになってきた」
と判断できます。
一度できただけで卒業させず、
時間を空けてもできるか
を確認してみましょう。
★「勉強時間」は結果ではなく材料の一つ
テスト前に、
「昨日3時間勉強した!」
「今週は10時間やった!」
と勉強時間を記録するのは悪いことではありません。
でも、
長く勉強した=必ず点数が上がる
ではありません。
大切なのは、
その時間の中で、
何問解いたのか。
何を覚えたのか。
何ができるようになったのか。
です。
たとえば2時間かけてノートをきれいにまとめるより、
30分で間違えた問題を5問解き直し、
全部自力でできるようになったほうが、テストにつながる場合もあります。
つまり、
「何時間やった?」と同じくらい「何ができるようになった?」を見る
ことが大切です。
★点数が上がらなかったら「努力不足」で終わらせない
結果が思ったほど良くなかったとき、
「自分の努力が足りなかった」
と考える人もいます。
もちろん、勉強量が不足していた場合もあるでしょう。
でも、
十分勉強していたのであれば、
必要なのは単純に時間を増やすことではなく、
やり方を変えることかもしれません。
問題を解く量を増やす。
間違えた問題を中心に復習する。
暗記した内容をテスト形式で確認する。
数日後にもう一度解く。
こうした工夫によって、同じ勉強時間でも成果は変わってきます。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、
「何時間勉強したか」だけではなく、「何ができるようになったか」
を大切にしています。
授業で問題をたくさん解いても、
答え合わせをして終わりでは、苦手はなかなか減りません。
間違えた問題について、
「なぜ間違えた?」
「もう一度、自分で解ける?」
「次に同じ問題が出てもできそう?」
と確認することが重要です。
また、先生に言われた問題だけをこなすのではなく、
自分で、
「ここはもう大丈夫」
「ここはもう一度やろう」
「この問題は数日後に確認しよう」
と判断できるようになることも、自立学習につながります。
勉強量を増やすだけではなく、
自分に必要な勉強を選べるようになること。
それも、成績を伸ばすための大切な力だと考えています。
★次のテストでは「勉強の中身」を変えてみよう
もし今回、
「勉強したのに点数が上がらなかった」
と感じたなら、
次のテストまでに、まずこの3つを意識してみてください。
①見るだけではなく、自分で問題を解く
②間違えた問題は、自力で解けるまでやり直す
③翌日・数日後にも、もう一度確認する
全部を一気に変える必要はありません。
まずは一つでもOKです。
勉強時間をさらに増やす前に、
今までの勉強を「点数につながる勉強」に変える。
そこから始めてみましょう。
ヒーローズ志都呂校では、
「勉強しているのに点数が上がらない」
「家では頑張っているけれど、勉強方法が合っているか分からない」
「テスト直しをしても同じ問題をまた間違えてしまう」
といったお悩みも、一人ひとりの学習状況を確認しながら一緒に改善方法を考えています。
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「もっと勉強しなきゃ」と時間だけを増やす前に、
まずは**「今の勉強方法で、本当に自力で解けるようになっているか」**を確認してみてください。









