10月に入り、少しずつ過ごしやすい日が増えてきました。
夏のように、
「暑い……勉強する気が……」
となりにくくなり、
秋は比較的勉強しやすい季節ともいえます。
そこで、
「よし!秋から勉強時間を増やそう!」
と考えるのもいいのですが、少しだけ待ってください。
勉強時間を増やす前に、ぜひ一度考えてほしいことがあります。
それが、
「自分は何時ごろが一番集中できるのか?」
ということです。
同じ30分でも、
集中して取り組んだ30分と、眠気と戦いながら過ごした30分では、中身がかなり変わります。
勉強は「何時間やったか」だけでなく、
いつやるか
も意外と大切です。
★「朝型」「夜型」を無理に決めなくていい
勉強法を調べていると、
「朝勉強がおすすめ!」
「夜のほうが集中できる!」
など、いろいろな意見があります。
でも、
全員に同じ時間帯が合うわけではありません。
朝起きてすぐ頭が動く人もいれば、
「起きて30分は人間として起動していません」
という人もいます。
逆に夜になると集中できる人もいれば、22時を過ぎたあたりから、
教科書を開いているのに目は半分閉じている。
そんな人もいます。
だから、
「朝がいいらしいから朝!」
「夜型だから夜!」
と決めるよりも、
自分が実際に集中できる時間を探すこと
が大切です。
★まずは3つの時間帯を試してみよう
自分の集中しやすい時間が分からない人は、まず次の3つを試してみてください。
①学校から帰ってすぐ
帰宅後すぐに、
宿題や学校ワークを少し進める方法です。
この時間帯のメリットは、
学校で習った内容を忘れる前に復習できること。
特に数学や英語は、その日の内容を少しでも確認しておくと、
「学校では分かったのに、次の日には分からない」
を防ぎやすくなります。
ただし、
帰宅直後は疲れている人もいます。
そんな場合は、
「帰宅→15分休憩→勉強」
のように、短い休憩を挟んでもOKです。
★②夕食前
個人的におすすめしやすいのが、夕食前です。
夕食後は、
「ちょっとだけ休憩しよう」
からの、
スマホ。
動画。
ソファ。
そして突然やってくる眠気。
この強力なメンバーに囲まれることがあります。
一方、夕食前なら、
「ご飯まで30分だけやろう」
と区切りやすいのがメリットです。
時間が決まっていると、
「ここまで終わらせよう」
と集中しやすくなる人もいます。
★③夕食・お風呂のあと
部活や習い事などで帰宅が遅い人は、夜がメインの勉強時間になることもあります。
夜に勉強するなら、
「何時までやるか」を決めておく
のがおすすめです。
23時、24時とズルズル続けてしまうと、翌日の学校で眠くなり、
授業中に集中できない。
そして分からないところが増える。
家に帰って復習が増える。
という、あまりうれしくない流れになることもあります。
夜は、
「21時から22時まで」
など、終わる時間も決めておきましょう。
★集中できる時間は「教科」によって変えてもいい
さらに、
すべての教科を同じ時間帯にやる必要もありません。
たとえば、
頭がまだ元気な時間には、
- 数学の文章問題
- 英語の長文
- 理科の計算問題
など、考える力が必要な勉強。
少し疲れてきた時間には、
- 英単語
- 漢字
- 社会の用語確認
など、比較的短時間で取り組める勉強。
このように分ける方法もあります。
つまり、
「集中できる時間に、集中が必要な勉強をする」
という考え方です。
全部を気合いで乗り切ろうとするより、ずっと効率的です。
★1週間だけ「集中度」を記録してみよう
自分に合う時間帯を見つけるおすすめの方法があります。
それが、
1週間だけ記録すること。
難しく考えなくて大丈夫です。
たとえば、
19時~19時30分 数学 ◎
20時~20時30分 英語 ○
22時~22時30分 理科 △
くらいでOK。
◎=集中できた
○=普通
△=集中しにくかった
と記録してみると、
「自分は夕食前が意外と集中できる」
「22時以降はほとんど頭に入っていない」
など、自分の傾向が見えてきます。
感覚だけではなく、
実際の自分の勉強を観察してみる
ことがポイントです。
★集中できない時間に無理をしない
ここで大切なのは、
集中できない時間があることを、
「自分はやる気がない」
と考えないことです。
学校、部活、習い事。
毎日の生活によって疲れ方は違います。
大切なのは、
集中できない自分を責めることではなく、集中しやすい形に変えること。
眠いなら少し早めにやる。
帰宅直後に疲れているなら休憩してから始める。
長く続かないなら25分だけやる。
勉強方法は、
自分に合わせて調整していいのです。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、
「毎日○時間やれば大丈夫」
というように、勉強時間だけを見るのではなく、
その時間に何をしているのか
を大切にしています。
1時間机に座っていても、
ほとんど集中できていなければ、思ったほど学習は進みません。
反対に、
30分でも集中して、
問題を解く
↓
間違いを確認する
↓
もう一度解き直す
という勉強ができれば、中身の濃い学習になります。
また、
「先生が決めた時間に勉強する」
だけではなく、
自分で、
「この時間は集中できる」
「この時間は暗記にしよう」
「この時間なら数学を進められそう」
と考えられるようになることも、自立学習につながります。
★自分の「勉強しやすい時間」を見つけよう
勉強がなかなか続かないとき、
すぐに、
「もっとやる気を出さないと」
と思わなくても大丈夫です。
もしかすると、
勉強する時間帯が合っていないだけ
かもしれません。
朝。
帰宅後。
夕食前。
夕食後。
まずはいくつか試してみましょう。
そして、
「ここなら意外と集中できる!」
という時間を見つけたら、その時間を自分の勉強タイムにしていく。
秋は、生活リズムや学習習慣を見直すのにもいい時期です。
長時間勉強することだけを目標にするのではなく、
自分が集中できる時間に、必要な勉強をする。
そんな学習の形を作っていきましょう。
ヒーローズ志都呂校では、
「家で勉強しているけれど集中できない」
「勉強時間はあるのに成果につながらない」
「自分に合った家庭学習の進め方が分からない」
といったご相談にも、一人ひとりの生活や学習状況に合わせて対応しています。
無料体験授業・学習相談受付中です。
まずは今日、
「自分は何時が一番集中できそうか?」
を考えるところから始めてみてください。









