こんにちは、個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
勉強をしていると、「あれ? なんかモヤモヤする…」って思うことはありませんか?
例えば…
- 授業を聞いていて、先生の話の内容はわかるんだけど、いざ問題を解こうとすると解けない…
- 教科書を読んでも、書いてある言葉はわかるんだけど、何を言いたいのかイマイチ理解できない…
こんな風に、「わかる」んだけど「理解できない」って、すごくモヤモヤしますよね?
今回は、このモヤモヤを吹き飛ばすために、「理解力」について一緒に考えてみましょう。
理解力っていったい何?
「理解力」って、よく聞く言葉だけど、いったいどういう力のことなんでしょう。
簡単に言うと、 「物事の意味や内容を把握する力」 のことです。
例えば、友達が「最近、ちょっと落ち込んでて…」と話していたとします。この時、ただ単に「友達が落ち込んでいる」という事実を「わかる」だけじゃなくて、「なぜ落ち込んでいるのか」「どうすれば元気になってくれるのか」まで考えることができるのが「理解力」にあたります。
まるで、相手の気持ちを想像する力みたいですよね。
理解力がない人の特徴は?
では、理解力がない人って、どんな特徴があるんでしょう?
- 表面的な理解にとどまってしまう
- 物事の本質を捉えられない
- 自分の意見や考えをまとめられない
- 応用が利かない
などなど…
例えば、歴史の授業で、先生から「鎌倉幕府は1192年に成立しました」と習ったとします。
この時、「鎌倉幕府は1185年」とだけ覚えて、「なぜ鎌倉幕府ができたのか」「鎌倉幕府ができて、社会はどう変わったのか」「1192年から1185年に変わったのはなぜか」といったことを考えられないのは、理解力がないと言えるかもしれません。
理解力がない、内容が理解できない原因は?
理解力がない、内容が理解できないのには、色々な原因が考えられます。
- 語彙力不足
- 背景知識の不足
- 読解力不足
- 思考力不足
例えば、理科の教科書に「細胞は生命の基本単位である」と書いてあったとします。この時、「細胞」や「生命」という言葉の意味が分からなかったら、この文章を理解するのは難しいですよね。
これが、語彙力不足が原因で理解できないケース。
また、歴史の授業で、先生から「フランス革命」について説明されたとします。でも、もし君が「フランス」という国について、ほとんど何も知らなかったら、先生の話の内容を理解するのは難しいですよね。
これが、背景知識不足が原因で理解できないケース。
「わからない」と「理解できない」
「わからない」と「理解できない」
「わからない」と「理解できない」って、似ている言葉だけど、実はちょっと違います。
「わからない」は、言葉の意味や内容が不明な状態です。
一方で、「理解できない」は、言葉の意味や内容はわかるんだけど、その本質や全体像が掴めない状態のことをいいます。
例えば、英語の文章を読んで、「単語の意味はわかるけど、文章全体の意味が理解できない」というのは、「理解できない」の例ですね。
理解力を高めるにはどうすればいいの?
理解力を高めるためには、どうすればいいんでしょうか。
色々な方法があるけど、例えば…
- 語彙力を増やす
- 背景知識を身につける
- 読解力を鍛える
- 思考力を鍛える
- 人に説明してみる
などなど…
語彙力を増やすには、読書をしたり、辞書を活用したりするのが効果的です。
背景知識を身につけるには、色々なことに興味を持って、積極的に情報収集をすることが大切ですね。
読解力を鍛えるには、文章をじっくり読む練習をしたり、文章の構成を意識したりするのが良い方法です。
思考力を鍛えるには、色々な問題を解いたり、自分の考えをまとめたりする練習をしてみましょう。
人に説明してみるのも、理解を深める効果があります。
今回のまとめ
今回は「内容はわかるけど理解できない」ことについて考えてみたけど、どうだったでしょうか?
「わかる」と「理解する」は、違うものなんです。
個別指導学院ヒーローズ富塚校では、「自ら学ぶ自律学習の習慣形成サポート」をしているから、勉強のやり方や理解力で困ったことがあれば、いつでも相談に来てくださいね。
- 「教科書を読んでも、内容が理解できない…」
- 「授業を聞いても、モヤモヤする…」
そんな悩みがある人は、ぜひ一度、ヒーローズ富塚校にお問い合わせください。
理解力を高めることで、勉強がもっと楽しくなるし、新しい世界が広がりますよ!
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