こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
さてさて、本日のお題は、勉強における質問についてです。
勉強中にあなたにとってわからないこと、納得できないことに直面したとき、あなたはいったいどんな質問をしますか?
実はこの質問のしかたがどんなふうになっているかによって、その分野におけるあなた自身の理解度を知ることができます。たとえば、わからない問題にぶちあたって、「この問題がわからない」とだけ言うタイプはその分野の理解度が低いと言わざるを得ません。問題のどこまでがわかって、どこからわからなくなったかによって教えてあげられることって変わってきます。問題全てとなると、どこまで理解できているかを一から探し当てて行かなきゃいけなくなりますからね。
あなたが知りたいのは答えーーになってませんか?
勉強における質問で最も間違ってて、でも最も多いタイプは、答えを聞いてくる質問です。
ある問題における答えだけを知りたいというものです。テストや入試などで全く同じ問題が出るのであればいざしらず、ほとんど全ての場合において答えを覚えるやり方は役に立ちません。満足感はそうとうなものですけど、満足感に対して実際の学力に直結しないんですよ。
本来覚えてほしいのは、ある問題における考え方や解き方、なぜその答えになるか、どうやってその答えに導くのかの部分です。こういった部分を学び、身につけることで、類題に出会ったときに対応できるようになるのです。
けれど、答えを覚えるやり方だと、類題が類題である事実に気づきづらくなります。個々がそれぞれ全部別の問題になってしまいます。とにかく数をこなすことが必要になります。こう聞かれたらこの答え、ああ聞かれたらあの答えとーーアレはアレ、コレはコレ、ソレはソレの理論に則って、無数にある問題全ての答えを覚えていかなければいけません。無限に勉強時間を確保できるのであればそれも一つの手かもしれませんが、限られた時間の中で勉強している人にとっては要領が悪いといえます。
質問するときに「どこから(どこまで)」「どのように」を意識してみよう!
こと、勉強における質問は、あなた自身がどこまで理解しているか(どこからわからないか)が大事です。それによって、質問された側は教えてあげられることがだいぶ変わってきます。1から10まで全部教えなきゃいけないのか、3から、6からでもいいのか、1から5くらいでいいのかと、どこまで理解しているかのよって、説明する幅が変わってきます。説明する幅が変わるということは、かかる時間も変わってくるということです。どこまで理解しているかわからない相手であれば、理解の度合いを見つけなければいけないので、当然時間がかかります。
人によっては、わかっていることなのに、説明をだらだらと聞いていなければいけないこともあるかもしれません。そうなってくると、モチベーション下がりません?
なので、質問のしかたってとても重要なのです。
その中でこんなことを意識しながら、質問すると良いと思います。
まずは、あなた自身が「どこまで理解しているか」を伝えます。あるいは「どこからわからないか」を伝えます。その次に、どうやってと方法を聞きます。まとめると、「○○までは理解できるけど、このあとどうやって解くかわかりません」みたいな質問のしかたです。聞き方をこうやって変えるだけで、相手への伝わり方がだいぶ変わります。
そもそも自分がどこまで理解してるかわかんない…
そもそもの話、あなた自身の理解がどこまでたどり着いているか、あなた自身もわからないという状態の人もいると思います。
そんな人は、ぜひぜひヒーローズ富塚校でいっしょに勉強しましょう!どこまでわかってて、どこからわからなくなっているか、いっしょに探していきます。
ヒーローズ富塚校ではわからないがわからなくなってる方のご相談をお待ちしております。