こんにちは!
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
とても遅くなりましたが、ようやく中学生の2020年10月中間テストの富塚校での追跡調査が完了したので、結果どうだったかをまとめておきます。
富塚校では主に2つのテスト対策を実施しています。
1つ目は【無料講習】の日曜テスト課題対策、2つ目は【有料追加授業】の定期テスト対策です。
点数アップした人のうち、日曜テスト課題対策に参加したのは約56%
上のグラフを見てもわかるとおり、点数アップした人の中で日曜テスト課題対策に参加したのは56%でした。点数アップした人の過半数は日曜テスト課題対策に参加しているということになります。また、グラフにも示しているようにアップした点数の平均をとってみると、日曜テスト課題対策に参加した生徒は平均約19.1点アップ、不参加の生徒は平均約15.2点アップという結果になりました。
さて、点数の増減を踏まえて。日曜テスト課題対策に参加した人たちの平均値をとっていくと、以下のようになりました。
点数アップ↑ | 点数ダウン↓ | |
日曜テスト課題対策参加した生徒の平均 | 19.1点↑ | -11.7点↓ |
日曜テスト課題対策参加してない生徒の平均 | 15.2点↑ | -20.5点↓ |
参加したからと言って必ずしも上がるわけではないんですが、あくまで平均値のうえでは参加しなかった生徒よりは下がり幅は小さいという結果です。
点数アップした人のうち、定期テスト対策を受講したのは約75%
上のグラフからわかるとおり、点数アップした人のうち定期テスト対策を受講したのは75%でした。日曜テスト課題対策に比べ、点数アップとの関係が大きく出ました。また、定期テスト対策の受講未受講それぞれでアップ生の平均をとってみると、定期テスト対策受講生の平均は約18.8点アップ、未受講の生徒の平均は約13.8点アップという結果になりました。
さて、定期テスト対策の受講者についても、日曜テスト課題対策の参加者と同じように必ずしも全員が点数アップしたわけではありません。なので、日曜テスト課題対策と同じように増減幅を踏まえて表にまとめると以下のようになります。
点数アップ↑ | 点数ダウン↓ | |
定期テスト対策受講した生徒の平均 | 18.8点↑ | -8.8点↓ |
定期テスト対策受講してない生徒の平均 | 13.8点↑ | -17.6点↓ |
定期テスト対策の受講についても、受講したからと言って点数アップをするわけではありませんが、受講しなかった生徒よりは下がり幅が小さいということがわかりました。
定期テスト前4週間の授業数と点数増減の関係について
定期テストの4週間前から定期テストまでの授業数と点数増減の関係をまとめてみました。授業数と増減の平均の相関係数は0.82、強めの正の相関がありました。ただ、がむしゃらに授業数が多ければよいかというと、もともとの点数や生徒自身の理解力や学習スキルのこともあると思うので、因果関係というよりはやはり相関関係なのでしょう。
富塚校の場合、定額制の生徒が多く在籍しています。31コマ以上の生徒は定額制だけになります。ただ、こうやって改めてまとめてみると、普段の点数が低い生徒ほど授業数が少ないというように見えなくもない……