こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
生徒からの悩み相談があったので、その紹介を。
連立方程式の文章題を解くのに時間がかかってしまい、なかなか自信がつきません。だから、連立方程式がなかなかできません。やはりたくさん問題を解いて慣れて自信をつけるしかないのでしょうか?
連立方程式の活用(文章題)で時間がかかってしまう時は、自分がどこに時間がかかっているのかということの、問題の切り分けをしていきましょう。
- ①文章を読むのに時間がかかる
- ②文章から必要な情報を読み取るのに時間がかかる
- ③立式に時間がかかる
- ④連立方程式を解くのに時間がかかる
- ⑤文章題に適した解答を作るのに時間がかかる
あなた自身が感じている時間がかかるの正体は、どれに当てはまるのかをまず調べてみましょう。
今回は例として5つ挙げてみましたが、この5つそれぞれで練習していくことが変わってきます。ただ単純に連立方程式の活用の文章題を練習すればいいのではないのです。
わかりやすいところでいくつか例を上げてみます。
立式に時間がかかる人の場合は、式を作る練習だけでOK
立式に時間がかかる人は、ひとまず式を作る練習だけに徹しましょう。
作った方程式を解きたくなる気持ちはわからんでもないですが、ぐっとこらえてください。
連立方程式を解くのに時間がかかる人の場合は、文章題は置いといて計算練習を
連立方程式を解くのに時間がかかる人の場合は、文章題だからというわけではないでしょう。
そういう人は、計算練習をいっぱいやって連立方程式の解き方をしっかりと身につけていきましょう。
自分のホントの弱点と向き合おう
今回の悩み相談では、どこがホントの弱点になっているかを見つけていくという手法をとりました。この生徒の場合は、連立方程式云々ではなく、文章を読む事自体に時間がかかるタイプでした。「連立方程式の文章題だから遅い」のではなく、「文章を読むことが遅い」だったのです。
そうなってくると、連立方程式の文章題をいっぱい解いたって根本の解決になりません。この子には速読の手法の一つを練習してもらうことになりました。