こんにちは!
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
テスト反省していると、たくさんの生徒たちが口をそろえて言う言葉があります。
それが「次回から見直しをがんばる」です。
今回はその見直しをがんばるを反省点にする生徒たちに気づいてほしいことについてのお話です。
見直しをがんばること自体は悪いことではない
見直しをがんばること自体は、決して悪いことではありません。
見直しをすることで、解いている最中に気づけなかった間違いに気づくこともあるはずです。テスト中においてはケアレスミスの発見に役立ちますよね。
ただ、見直しをするためには、テスト中であれば最初から見直しをする時間を想定してなければいけないことが、ツライところです。
つまり、見直しをする時間を確保するためには、解答速度を早くしたり字を書く速度を上げたりするといった練習を日々しなければなりません。そういった練習をせずに、いきなりテスト中に実行しようものなら、焦って解いたために間違いが増えるーーという悪循環に陥ってしまうことだってありえます。
見直しは出口戦略である
見直しは、すべて解いてから実行するものである以上、いわば出口戦略です。
すでに起きてしまったことに対して、できるだけ被害を最小限にするための方法です。
勉強においては一通り全て解いてしまった後、ある程度「間違っている」「できていない」という前提に基づいて確認をしていく手法となります。なので、確実に見直しをする時間的余裕がなければ、見直しを実行することはできません。
したがって、見直しをするために、
①解答速度を上げる
②手早く丁寧な字を書く
という練習が別途必要になります。
「見直しをがんばる」と反省する人こそやるべき勉強は正答率をあげるための工夫
見直しは、間違っていることを前提した手法です。
テストや入試では、焦りや緊張もあるでしょうし、普段じゃやらないようなミスもあるかもしれません。だからこそ、テストの時の見直しは重要です。
けれど、日常の学習では、気持ちはもちろん、テストに比べれば時間の余裕もあるはずです。そうであるなら、見直しの前にやれることもあるはずです。
つまり、一つ一つの理解力、正答率を上げることです。
見直しが出口戦略であるなら、日常の学習では入口の部分を強化すべきなのです。
見直しなんてしなくても大丈夫!と言える状態に日常学習の段階で持っていくことができるのであれば、それに越したことはないでしょう。
正答率をあげるためにはどうするか、ミスが起きないようにするためにはどうするかといった視点でもって日々の学習を改善することが本来もっともやらなきゃいけないことのはずです。創意工夫をもって取り組んで、それでも心配だから「見直しもしよう」ということと、日々の学習改善をせず「見直しをがんばる」は似ているようで全然違うものなのです。
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