こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
今年度の静岡県学力調査テストも全学年終わりました。中学2年生の皆さんにとっては、1年生のときとの難易度の違いに辟易したんじゃないかなぁって思います。
富塚校でも、1年生のときと同じような気分で学調に臨んで手痛い目に遭った生徒が、多くいたように思いました。
さて、そんな静岡県学力調査テスト、通称「学調」ですが、生徒たちからよく訊かれるのが、「学調で何がわかるの?」です。今回は学調でわかることの3つを紹介します。
- 目次
- ■ 学調でわかること① どんなタイプの問題が弱点かわかる
- ■ 学調でわかること② おおまかな自分の立ち位置がわかる
- ■ 学調でわかること③ 志望校までに必要な学力がどの程度かわかる
- ■ 学調からわかったことを来年度に活かそう!
学調でわかること① どんなタイプの問題が弱点かわかる
学調の出題形式は、ふだんの定期テストとけっこう違っていませんでしたか?
定期テストだとできるのに、学調になるといつもどおりにいかない(泣)
そんなときの理由は2つあります。1つは単純に範囲の問題。2つ目が今回の出題形式によるものです。
出題形式によるものの場合、あなた自身がどんなタイプの問題が弱点かを知るための手がかりになります。間違えていたり、できてなかったりした問題はどんなのが多かったでしょう。リスト化して整理してみると良いですよ。
学調でわかること② おおまかな自分の立ち位置がわかる
静岡県は、この学調を除くと全員一斉に同じ問題のテストをするという機会がありません。通常、塾にでも通ってなければ、そんなチャンスに巡り会えません。
つまり、学調でわかることというのは、県内におけるおおまかな自分の立ち位置です。学校の中ではなく、静岡県全体で見たときにどの程度にいるのかです。ただ、おおまかな立ち位置を知るためには、いろんな地域の平均点を知る必要もあります。最近は中学校ごとに平均点を出してくれなくなってきたので、塾のデータに頼るのが一番手っ取り早いんじゃないかなぁって思います。
学調でわかること③ 志望校までに必要な学力がどの程度かわかる
おおまかな立ち位置がわかれば、現状の学力だとどの程度のレベルになるのかの推測ができますよね。志望校が決まっていれば、受験生になるまでにどれくらいの学習量が欲しくなるのかの予測もつきやすくなります。
今現在、志望校がはっきりしていなくても、3年生になってから気になり始めた高校までの学習量の予測をするための材料になります。
学調からわかったことを来年度に活かそう!
以上3つの観点からわかったことを、大雑把でもいいのでメモしておくなり記録をとっておくなりしておきましょう。
それらがいよいよ始まる受験生になるための準備段階になります。
静岡県の公立入試は、今のところ全学校全学科共通の試験を採用しています。自分の立ち位置を基準にすれば、来年度からどれだけがんばるか、どんな問題を克服するのかがわかり、より効果のある学習をすることができます。
自分一人でよくわからない場合は、解答用紙をもってぜひぜひ相談しに来てください。
初稿:2019/12/23
改稿:2022/1/20