こんにちは!ヒーローズ府中校です。
今日のテーマは
勉強の単位量について!
計画的な勉強が必須になる中高生、中学受験生、そしてその親御さん向けの内容です。
「単位量」の復習
単位量という言葉は小学校の高学年で習います。
算数で登場するのを覚えているでしょうか?
単位量あたりの大きさ・数量といったワードで登場します。簡単な言葉に直すと1あたり量とか。
これを習った後に割合とか速さといった単元を学んでいく順番です。
今回はこの単位量を勉強のハードルを下げるために活かす発想について書いてみます。
単位量を考えると行動のハードルが下がる
中学生以上になると、定期テストに向けての課題がまとまって課されます。
(特に高校数学は解説が少なくて量が多い...)
中学生でも定期テストに向けては5教科合わせて50~100ページ分(!)の課題が平気で出されます。
課題をもらった瞬間
『多いなーーー』
『やりたくないなー』
と面倒くさいと感じる生徒がいます。
そして意外といるのが
『え、無理なんだけど...』
『終わる気がしない...』
という反応。
1つ目の反応をする生徒は
面倒くさい(でもやればできる)
という反応ですが、
2つ目の反応をする生徒は
そもそも終わる気がしない
という点で発想から異なります。
この発想の差は今日のテーマにある【勉強の単位量】を意識できているかどうかだと思います。
膨大な量の課題を前にすると思考停止しちゃう気持ちは分からなくも無いですが...笑
このハードルを下げるために単位量を計算してみましょう。
仮に100ページを2週間で終わらせたいとなれば「1日あたり」を考えてみる。
100ページ ÷ 14日 ≒ 7.14ページ
(=1日あたり7ページちょっとで終わる)
印象を比べてみましょう。
■2週間で100ページ
■1日7ページちょっと(を14日繰り返す)
ハードルが低いのは後者ですね。
1日7ページのハードルが高く感じるなら更に単位を小さく!
7.14ページ ÷ 2時間 ≒ 3.5ページ
(=1時間あたり3.5ページで終わる)
また印象を比べてみましょう。
■2週間で100ページ
■1時間で3.5ページ(を2時間やるを14日)
やはりハードルが低いのは後者。
これでもハードルが高ければ更に単位を小さく!
3.5ページ ÷ 6 ≒ 0.58ページ
(=10分で半ページやれば期限までに終わる)
またまた比べてみる。
■2週間で100ページ
■10分で半ページ(を2時間やるを14日)
目の前の10分で1ページの半分をやるだけで良いなんて!
100ページやるとなると富士山登るみたいに感じますが、半ページで良いなら近所のコンビニ行くくらい。
半ページならサクッとやれます。
てかやりましょう。
100ページという量で与えられるのか、半ページという量で与えられるのか。
取り掛かるまでのスピードが変わりそうなのは想像しやすいと思います。
量が多いと思い腰が上がらない状態になりますからね。
ハードルが高いと子供はどうなるのかこちらの記事でも解説しています。参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は定期テストを例で考えましたが受験という長めのスパンで計画を立てるときも基本的にやることは同じです。
やることって言っても今回はわり算しかしてないですし。簡単です。
この発想は何も勉強に限らず使えます。
仕事でも旅行の計画でも貯金計画でもなんでも。
量が多くて重い腰が上がらない生徒やその親御さんは一旦「単位量」を計算してみてください。
きっと大した事ないはずです。
※大したことある場合※
・スタートが遅くて残り時間が少なすぎる
・課されている課題や立てた目標に問題がある
かのどっちかです。今日のお題からは離れるので別の記事で。
あ、ちなみに
「課題量」÷「かけられる時間」
の順番で計算してくださいね!
わり算なので逆はNGです!
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