こんにちは!
ヒーローズ第2千歳烏山校です。
はじめに断っておきます。
この記事は後日加筆修正します。
実際にやるときの動画とか編集してアップしたいのですが、編集する時間が無い(汗)
しばしお待ちください。
本題へ。
英単語暗記。
これは受験生にとっては避けて通れない宿命とも言えます。
いえ、正確に言えば避けること=英語の成績向上を諦めるということです。
覚え方にもちろんコツはあるのですが、やり方の前に発想から間違えている中高生がたくさんいるので、そこから解説していきます!
中高生の定期テストや受験勉強に役立つ記事になるように書くので、実践できるように何度か読み返してもらえると嬉しいです!
長いけど頑張ってモノにしてください。
覚えようとするな!
暗記なのに何を言っているの?という感じですね。
もう少し詳しく言えば覚えよう!と考えて勉強するよりも忘れないように!と考えて勉強する方が良いということです。
まずは認識の違いが行動にどう表れるかそれぞれ書いてみます。
◆覚えよう!と勉強する子
知っている単語を0から積み上げて増やしていく感覚で勉強をします。
単語の小テストも0から積み上げるので、本番までに100%にならなくても『まあしょうがない』となりやすい。
覚えよう!の認識なので、一旦覚えた単語を(忘れて)本番で解けない可能性が頭の中にありません。
ゆえに単語の小テストは30%~80%でも【まあいっか』です。
◆忘れないように!勉強する子
知らない単語を減らしていく感覚で勉強をします。
テスト範囲の単語は全部知っている状態を目指しているので、単語の小テストは100%が自分基準。
それ以外は『ヤバい』と感じる。
基準が高いとも言えますが、英語力を高めるには100%以外の基準はあり得ません。
ざっとまとめると
覚えようは×
忘れないようにが◯
この後の内容もこの認識を前提に読むと理解が進みます。
この認識を忘れないように!しましょう。
次の章ではなぜ「忘れないように」が勉強において正しいと言えるのか、人間の記憶の仕組みから解説してみます。
忘れる情報と忘れない情報
「赤信号は止まれ」と
「さっきすれ違った人の服の色」なら
私たちはどっちの記憶を覚えておくべきでしょうか?
もちろん赤信号の方です。これを忘れたら交通事故になってしまうからです。
残念ながら人間の脳には容量に限界があります。
程よく要らない情報を捨てていかないと、本当に大事な情報を忘れてしまい、生活するのに困ってしまいますよね。
人間は忘れる生き物である。
by ヘルマン・エビングハウス
記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があって、それぞれ脳の異なる場所に保管されます。
短期記憶はすぐ忘れてしまうので、テストに活かせるのはもちろん長期記憶。
「赤信号は止まれ」は生活に必要な知識なので長期記憶の場所に保管されています。
「すれ違った人の服の色」は短期記憶には入るかもしれませんが、大事な情報ではないので長期記憶にはなっていないのです。
では脳にとっての大事な情報ってなんでしょうか?
それが分かれば英単語暗記も進みますね。
大事な情報=繰り返し登場した情報
です。
「毎日会うクラスメイト30人の名前」と「年に1回しか会わない親戚30人の名前」を比べたら忘れにくいのはどっちでしょう?
言うまでもないですね。
友達の名前は日々登場するので忘れにくい。
親戚の名前は申し訳ないくらい覚えられない。
(そう、どんなに覚えよう!としても)
つまり単語を忘れないようにするには、繰り返し登場する仕掛けを作ればいいのです。
だいたい発想については伝わりましたかね?
具体的なやり方は次の章で解説していきます。
自分で実践するつもりで何度も読みましょう!
具体的なやり方
まず一番最初にやり方の選別をします。
★見たことない単語が80%未満の場合
★★見たことすらない単語が80%以上ある場合
これから取り組む単語帳は自分にとってどちらに当てはまりますか?
前者に当てはまる生徒はスピードと反復に全振りします。
YouTubeで【英単語 覚え方】で調べてみてください。(後者はこの記事で解説します)
ほとんどの動画で「1日100単語覚える」と出てきます。
初見の中高生には意味がわからない膨大な分量だと思います。
大変そうなイメージになるのですが、このブログの前章を思い出してください。
覚えよう!ではなく忘れないように!でしたね。
「1日100単語覚える」ではなく「1日100単語に触れる」とか「忘れないように1日100単語回す」と考えると上手くやれます。
YouTuberのほうが動画のクオリティは高いので、このやり方の詳細は譲ります。
※実際のやり方まで実演している動画を見ることをおすすめします!
ここからは
★★見たことすらない単語が80%以上ある場合
のケースの解説。
英語単語が本当にニガテで、放ったらかしにしてしまった生徒へ贈るやり方です。
◆ゾーン1:知らない単語を見つける
いきなりテストします。
書かなくて良いです。
英語を見て▷日本語が言えるか?
代表的な1つでも意味を言えたら◯にしちゃいましょう。
※ただし、3秒以上解答に時間をかけないこと。
3秒超えたらすぐ✕にして次の単語へ。
ダラダラやらないことが大切です。
◆ゾーン2:✕になった単語を覚える
決まった単語数のテストが終わったら、次は✕を覚え直す。
コツがいくつかあるので動画で説明したい。
編集を待たれよ。
1つだけ書くなら発想を。
【じっくりゆっくり10個】ではなく【ざっくりハイスピードで何周も】です。
早く進めれば戻ってきて復習する日も遠くないです。
親戚の名前よりクラスメイトの名前になることを意識して覚えましょう。
◆ゾーン3:通しでテスト
✕に絞ってテスト。◯にも不安なのあるならまとめてやってしまいましょう。
ゾーン1~3を1セットとして、毎日何セットずつ繰り返すか考える。
推奨のセット数は以下です。
◆中学生 30個1セット
1日目:1~30番
2日目:1~30番+31~60番
3日目:1~30番+31~60番+61~90番
4日目:31~60番+61~90番+91~120番
5日目:61~90番+91~120番+121番~150番
6日目:91~120番+121番~150番+151番~180番
7日目:121番~150番+151番~180番+181番~210番
(…あと繰り返し)
毎日90単語、1週間で210単語進みます。
※90個のうち60個は昨日までの復習なので思っているより時間かかりません!
◆高校生 40個1セット
1日目:1~40番
2日目:1~40番+41~80番
3日目:1~40番+41~80番+81~120番
4日目:41~80番+81~120番+121~160番
5日目:81~120番+121~160番+161番~200番
6日目:121~160番+161番~200番+201番~240番
7日目:161番~200番+201番~240番+241番~280番
(…あと繰り返し)
毎日120単語、1週間で280単語進みます。
※120個のうち80個は昨日までの復習なので思っているより時間かかりません!
ちなみに単語帳のレベルにもよりますが、最初の200単語くらいは楽勝かもしれません。
楽勝なところだけ1日100単語のYouTubeで出てくるやり方にしても良いでしょう。
自分なりに適切な負荷をかけてくださいね。
後半で途切れないためにも割と大事です!
実演動画
すいません!編集中です。
再三ですが、繰り返し読んでこのやり方も忘れないように!しましょう。
第2千歳烏山校へのお問い合わせ
公式LINEならいつでもお問い合わせ可能!
※お友達追加後は『HPを見ました』とチャットをお願いします。
教室直通:03-6909-1814
〈平日〉13時30分~22時
〈土曜〉11時30分~20時(※開校日のみ)
総合受付:0120-17-8989
〈平日〉10時~19時
教室長からのメッセージはこちら!
また、子育て応援チャンネルでは受験や塾選びに限らず広く子育てに関する内容を取り上げています。ぜひ動画も見てくださいね!