こんにちは!
ヒーローズ第2千歳烏山校です。
今回は
背筋ぴーん!
の効果について書いていきます。
ランドセルのCMで聞き覚えのある方もいるでしょうか。
(親御さん世代には伝わると思いたい...!笑)
最近この懐かしの標語を授業中に取り入れて物理的な姿勢改善にテコ入れを始めています。
今回はこの「背筋」について主観と経験と科学的な話を交えて書いていきます。
背筋ぴーんの狙い
背筋ぴーん!の狙いはもちろん背筋を伸ばすこと、姿勢を良くすることにあります。
ざっくり上記のことを伝えても、姿勢が良くない子たちはあまり腹落ちしてない様子。
『背筋伸ばしても成績は伸びないっしょ?』みたいな。
『いやいや、成績伸びますがな~~~!』と。
『姿勢を矯正する効力舐めんなよ!』と。
そういった時はちゃんと理由から解説するようにしています。
そこで喋っている内容をここでも書いていきます。主に2点。
背筋が成績と関係ある根拠①
眠くなりにくくなる
姿勢が良くない(=猫背、頬杖、背もたれ使いすぎ)ときは血の巡りが悪くなりやすいです。
そもそも血液の働きの1つに酸素を全身に送り届けるというのがあります。
(全身、の中には脳みそも含まれます)
脳は酸素もエネルギーにしているので、届く酸素が少ないと眠くなります。
「姿勢が悪い→血の巡りが悪い→酸素が脳に行き着かない→酸素足りない→眠くなる」
ざっくりとこんな感じ。
冬に暖房効きすぎの部屋で勉強するとめっちゃ眠くなるじゃないですか。あれも一緒です。
寒くて締め切ってるから教室内の酸素が減っていきます。みんなで呼吸してるので。
適度に換気してくれる場合は酸素量が戻るので眠さが軽減されます。
眠さについてはこのブログでも書いているので詳しく読みたい場合はそちらへ。
姿勢に話を戻すと、ずっと同じ体勢で勉強することもあまり良くありません。
仮に背筋が超まっすぐでも数十分に一度は立ち上がって背伸びしたりすると集中力は持続しやすいです。
私もデスクワークがありますが適宜立ち上がって別の場所に移動して仕事したりしています。
特に【勉強=机で座ってやるもの】みたいなイメージあるのですが、実はそうでもないです。
紙に書いたりする勉強は机上で、音読や暗記モノは立ち歩きながら声に出して覚えるのが得策です。運動中は心拍数もあがって脳に酸素が行きやすいため。
ランニングマシーン乗って時速3kmくらいで歩きながら暗記モノ回したら最強です。
これは半分冗談の経験談。
深夜のジムで300ページくらい本読み進めた経験があり、これには自分でもびっくり!
立ち歩きは学校や塾、カフェでの勉強は常にはできないですけど、ぜひお家で活用しましょう!
背筋が成績と関係ある根拠①
思い込みで精神的な姿勢を伸ばす
プラシーボ効果(プラセボ効果)について知っているでしょうか?
なんの有効成分も含まれていない薬をあたかもスゴい薬のように伝えて患者に飲ませると、症状の改善や副作用の出現が見られることがあるというもの。
病は気から
と同じと思って大丈夫です。
この「思い込み効果」はバカにできなくて、絶大です。
『自分はできる子だ!』と思って勉強するのと『どうせやっても私には無理...』と思って勉強するのとでは進められる量にも質にも差が出てきます。
姿勢が良い人=デキる人ってイメージがありませんか?生徒会長とか。学級委員とか。
その人たちみたいな良い姿勢で50分間の授業を受けきれた!という実績をコツコツ積み上げるだけで、あたかも自分が勉強できる人だと思いこんでいくようになります。
最初は「あたかも」で良いんです。
そのうち現実になっていきます。
「そのうち」がやってくるまで継続するところだけが壁です。姿勢をキープするのは基本的にできない理由がない簡単なことですから。
(方程式を解くよりは簡単ですよね?)
50分間継続を自分で律するのは最初は難しいので、教室では授業中に言うのです。
背筋ぴーん!と。
①②の理由で教室では常に意識させるようにしています。背筋。
塾生の声
生徒の中にもこの絶大な効果に気付き始めている子がいます。
小5の男の子が伝えてくれた言葉を紹介。
『姿勢よくして勉強してたらめちゃくちゃ早く計算できることに気付きました!』
『最近の自分、頑張れてる気がします!』
こういう言葉を聞けるとやってよかったと思えますね。
背筋ぴーん!
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