高校生の2学期、「まだ受験勉強は早い」は本当?高1・高2の秋から始めたい3つの準備

こんにちは!個別指導学院ヒーローズ桑名校です。
高校1・2年生のみなさんにとって、「大学受験」はまだ少し先のことに感じるかもしれません。
特に部活動や学校行事が忙しい高校生活では、
「受験勉強は高3になってからでいいかな」
「今は定期テストだけ頑張れば大丈夫」
と考えることもあると思います。
では、高1・高2の秋から本格的な受験勉強を始めなければならないのでしょうか。
私たちは、必ずしも「今すぐ難しい受験問題をたくさん解かなければならない」ということではないと考えています。
それよりも大切なのは、これから受験勉強を始めたときに困らないよう、日々の学習の土台をつくっておくことです。
今回は、高校1・2年生が2学期から意識しておきたい3つの準備についてお伝えします。
目次
- 1. 高校生になると「テスト前だけの勉強」が難しくなる理由
- 2. 高1・高2から受験を意識するとは?
- 3. 準備① 学校で習った内容をためない
- 4. 準備② 自分の苦手科目・単元を把握する
- 5. 準備③ 部活動があっても勉強する時間を決める
- 6. 定期テスト勉強を受験につながる学習へ
- 7. 高校生こそ「自分で学習を進める力」を
1. 高校生になると「テスト前だけの勉強」が難しくなる理由
中学校までは、定期テストの1~2週間前から集中して勉強することで、ある程度テストに対応できていた人もいると思います。
しかし、高校では中学校と比べて学習する内容が増え、授業の進度も速くなります。
数学では、以前に習った公式や考え方を使って次の単元を学ぶことが増えます。
英語でも、単語・文法・構文など、これまで身につけた知識を使いながら文章を読んでいかなければなりません。
つまり、
「分からないところを残したまま次へ進む」ことの影響が、中学校まで以上に大きくなります。
テスト直前になってから復習しようとしても、
- 覚えていない公式がある
- 以前の単元から理解できていない
- 英単語がたくさんたまっている
- 問題集を最初からやり直さなければならない
という状態になってしまうと、テスト範囲を十分に復習する時間が取れなくなります。
高校では「ためない勉強」が大切
テスト前だけ一気に勉強するのではなく、普段から「分からないところを少しずつ減らしておく」ことが、定期テストにも将来の受験にもつながります。
2. 高1・高2から受験を意識するとは?
「高1・高2から受験を意識しましょう」と聞くと、
「もう大学入試問題を解かなければいけないの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、受験を意識することは、必ずしも難しい問題集を始めることだけではありません。
まず取り組みたいのは、
- 学校で習った内容を理解する
- 覚えるべき英単語や用語をためない
- 苦手になっている単元を把握する
- 普段から勉強する時間を確保する
といった基本的なことです。
大学受験では、高校で学習してきた内容を使って問題を解いていきます。
だからこそ、高1・高2で学習している内容そのものが、すでに受験勉強の土台になっています。
「受験勉強」と「学校の勉強」を完全に別のものとして考えるのではなく、今の学習を将来につなげていく意識を持つことが第一歩です。
3. 準備① 学校で習った内容をためない
まず意識してほしいのが、学校で習った内容をできるだけその日のうち、またはその週のうちに確認することです。
すべてを完璧に復習する必要はありません。
例えば、
- 数学で解けなかった問題に印をつける
- 英語で知らなかった単語を確認する
- 授業で理解できなかった部分をノートで見直す
- 学校の問題集を少しずつ進める
といった小さな復習でも構いません。
大切なのは、
「分からないものがある」ということを、自分で把握しておくことです。
分からない問題に印がついていれば、後から先生や塾で質問することもできます。
一方、そのままにしてしまうと、テスト前になって初めて「実はここから分かっていなかった」と気づくことがあります。
日々の小さな確認が、テスト前の負担を減らしてくれます。
4. 準備② 自分の苦手科目・単元を把握する
高校生になると、科目によって得意・不得意がよりはっきりしてくることがあります。
ここで気をつけたいのが、
「数学が苦手」
「英語が苦手」
だけで終わらせないことです。
例えば数学なら、
「二次関数のグラフまでは分かるけれど、最大・最小になると分からない」
英語なら、
「単語は分かるけれど、長い文になると主語と動詞を見失う」
というように、「どこから分からないのか」を具体的にすることが重要です。
苦手な場所が分かれば、何を復習すればよいのかも見えてきます。
「苦手科目」ではなく「苦手な場所」を探そう
「英語が苦手」と考えるだけでは、何から勉強すればよいか分かりません。「単語」「文法」「長文」など、苦手を細かく分けることで次に取り組むべきことが見えやすくなります。
5. 準備③ 部活動があっても勉強する時間を決める
高校生からよく聞く悩みの一つが、
「部活動が忙しくて勉強する時間がない」
というものです。
確かに、学校の授業を受けて、その後に部活動をして帰宅すると、まとまった勉強時間を確保することが難しい日もあります。
だからこそ、「時間ができたら勉強する」という考え方だけでは、勉強する日が少なくなってしまいます。
そこで、まずは生活の中から使える時間を探してみましょう。
- 帰宅後に30分
- 夕食後に英単語を15分
- 学校の休み時間に課題を進める
- 通学時間に暗記をする
- 部活動が休みの日にまとめて復習する
毎日何時間も勉強することだけが方法ではありません。
「自分の生活の中で、どこなら勉強できるのか」を考えることも、学習管理の一つです。
そして、決めた時間を実際に使えたかどうかを振り返り、難しければ計画を調整します。
計画は、立てることよりも「修正しながら続けること」が大切です。
6. 定期テスト勉強を受験につながる学習へ
定期テストが終わったあと、答案を見て点数だけ確認して終わっていないでしょうか。
実は、定期テストは自分の苦手を確認する良い機会でもあります。
テストが返却されたら、
- 知識がなくて解けなかった問題
- 解き方を忘れていた問題
- 理解していたのに計算ミスをした問題
- 時間が足りなくて解けなかった問題
などに分けて振り返ってみましょう。
同じ不正解でも、原因によって次にする勉強は変わります。
知識が不足しているなら覚え直す。
解き方を忘れているなら類題を解く。
ミスが多いなら途中式や見直しの方法を変える。
テストを「点数を出すイベント」だけで終わらせず、次の学習を決める材料として使う。
この習慣は、そのまま大学受験の勉強にもつながっていきます。
7. 高校生こそ「自分で学習を進める力」を
高校生になると、保護者の方から
「もう高校生だから、自分で勉強してほしい」
という声を聞くことがあります。
確かに、少しずつ自分で学習を管理していくことは大切です。
しかし、「自分で勉強する力」は、年齢が上がれば自然に身につくものとは限りません。
自分で、
- 何を勉強するのか決める
- いつ勉強するのか決める
- 分からない部分を把握する
- 必要なときに質問する
- 学習方法を修正する
という経験を積むことで、少しずつ身についていくものです。
ヒーローズ桑名校では、講師1名が約5名の生徒を同時に指導する、小集団型の個別指導を行っています。
全員に同じ内容を一斉に教えるのではなく、それぞれが自分の学習に取り組み、必要な場面で講師が確認やサポートを行います。
そのため、授業の中でも、
「まず自分で考える → 分からない部分を確認する → 必要なサポートを受ける → もう一度自分で解く」
という学習の流れを大切にしています。
高校卒業後、大学や社会へ進めば、誰かが常に「次はこれをやりなさい」と教えてくれるわけではありません。
だからこそ、学力を伸ばすことと同時に、自分の状況を把握し、自分で次の行動を考えられる力も育てていきたいと考えています。
ヒーローズ桑名校より
高1・高2の段階で、志望大学がはっきり決まっていなくても構いません。
「将来何をしたいのか、まだ分からない」という高校生もたくさんいます。
だからといって、今の勉強に意味がないわけではありません。
学校で習ったことをためない。
自分の苦手を知る。
忙しい中でも学習時間をつくる。
間違えた問題を振り返る。
こうした日々の積み重ねが、進路を決めたときに選択できる可能性を広げてくれます。
そして、自分で学習計画を考えて実行する経験は、大学受験だけのためのものではありません。
自分で考え、行動し、うまくいかなければ修正する。
その力は、高校を卒業したあとにも役立つものだと私たちは考えています。
受験勉強を「いつ始めるか」だけを考えるのではなく、まずは今日の学習を自分で管理するところから始めてみましょう。
まとめ
- 高1・高2からの受験準備は、難しい入試問題を解くことだけではない
- 学校で習った内容をためず、少しずつ復習する
- 「苦手科目」ではなく「どこが苦手なのか」を把握する
- 部活動が忙しくても、自分の生活から学習時間を探す
- 定期テストの間違いを次の勉強につなげる
- 自分で計画・実行・修正する力を少しずつ育てる
高校1・2年生の今だからこそ、焦って受験問題へ進む必要はありません。
まずは「学校の勉強をためない」「自分の苦手を知る」「勉強する時間を自分でつくる」という3つから始めてみましょう。









