学校でのストレスや思春期の精神的なバランスの崩れなどから起こる「起立性調節障害」。
朝起きれない、頭痛、吐き気、意識喪失等の症状が出て、学校へ行けなくなるという、小中高生の思春期の病気。不登校にも似てるが違うもの。
今この「起立性調節障害」がコロナウイルス自粛での学校休校で、逆に家庭や自粛自粛の環境でストレスとなり、また運動すら自粛しているという事から、今後もしくはすでに今こどもたちの間で起こり始めている可能性が大いにあります。
頭痛や吐き気、立ちくらみ、めまいなどの自律神経系の症状や、「無気力」、「思考力の低下」などの頭の中の症状も多くみられるそうです。
うちのこどもたちの中にも、「しんどい~」「さんざん家でもやらされて、もうたまらん」とか言い出し、多分に相当ストレスもたまり発散すら出来ていない中2生男子や、今出来ていたのにボーっとし始めたと思った瞬間、全てを忘れてる?とかのやはり男子がいます。
明らかに、自粛自粛による自律神経の調整が出来ないようになってます。
学校も再開し、徐々に元に戻ると思いますが、周りでみていると「長い休校でヤル気も失せたのか?」とか、「さぼり癖がついたのか?」等々思いがちですが、決してそうではない。今まで頑張ってきた生徒ほどなりやすいのです。
しばらく様子を見ながら、でも気になるようでしたら小児科で診てもらいましょう!
今回の長期休暇は、こどもたちの脳の発達に悪い影響が及んでいる事は間違いないですね。学習する機会が大幅に減ったのです。やってたとしても、好きな事や好きな分野に集中出来た。逆に嫌な事はしなくても良い。強制する人やテストなどでやらんといかん!という事もなかった。
大人でもきつかったのに、こどもたちからするともっと厳しい三か月でした。軟禁状態でしたからね。今でもまだ、クラブ活動は自粛中。15日以降からでしょうか?
それでも世の中動き出しています。
期末テストは7月15日からの三日間と告知されました。
一日も早く、元の頑張る子に戻る事を祈ります。
ご相談等は随時受け付けております。
明日に、期待!