では続きです。
今回で残り2パターンお伝えしていきます。
パターン②小分け暗記法
これは大量に暗記しなければならない場合にとても有用です。
覚えるべき項目が500個ある場合、500個を一気に暗記しようとするのは効果的ではないでしょう。
新しい項目を覚えている内に、前に覚えた項目を忘れていってしまうのが常です。
なので、暗記する項目は10個程度に小分けし、その10個を完全に覚えたら次の10個へと少しずつ進んでいきましょう。
50個、100個と一つの区切りになるタイミングで総復習するのもポイントです。
【手順】
・10個セットで暗記
・テストで10個すべて正解したら次の10個に進む
・50個覚えたら総復習テストをする、全て答えられたら次の10個へ
・さらに50個覚えたらその50個で総復習テストをする
・これまでに覚えた100個全ての総復習テストをする
・次の10個に進み、ここまでの手順を繰り返す
パターン③過去問勉強法
これは少し変わり種です。
あえてテキストや参考書に頼る頻度を減らし、過去問をメインに使っていきます。
ただ、いきなり取り組むのではなく、ある程度事前知識を知っていることが前提です。
その知識がある状態で、過去問や問題集をベースに進め、わからないときだけ参考書を開くようにしていきます。
この方法のメリットは時間節約という点です。
通常のやり方では、全てのページ、全ての問題に取り組むことになりますが、
過去問勉強法ですと、いきなり過去問にはいるため最短距離で実戦力が身につきます。
また、参考書を読むのは「わからないときだけ」とルールを決めてテキストを開く回数を抑えていきます。
過去問を解く過程で気付いたことや大事だと思ったことは過去問にメモをしていきましょう。
すると重要な知識や図表などが過去問内にまとめることも出来ます。
【ポイント】
・過去問や問題集を解く事に専念する
・わからないときだけ参考書を見る
・得た知識を過去問に書き込む。
テキスト・参考書はあくまでツールの一つです。
重要なのはそのツールをいかに活用するのか、という点です。
ここに書いたこと以外でも方法自体はいくらでもあります。
自分に合う方法で進めていきましょう。
では今回は以上です。