私、個人事ですがGWの期間に海外研修でスリランカに行って参りました。
その中でとても学びになったことをこの場でお話しようと思います。
スリランカには学校で日本語を学び、福祉や介護関係のことをお勉強し日本の病院や施設などへの就職を目指すという学校があります。
日常ではシンハラ語という言語で会話をしているため、日本語でお勉強をするというのは現地の方々にはとても大変なものになります。
私たちからすれば、教科書の内容が全て英語で書かれているようなものです。
その中で勉強し、試験での合格を目指していくというかなり大変な環境に身を投じています。
ただ、私が感銘を受けたのはその勉強内容でも、苦難に挑戦している姿でもなく、
全生徒さんに徹底されている「しつけ」という部分です。
以下に実際の生徒さんの行動を書き記していきます。
・階段ですれ違う時や、廊下ですれ違う時に一人一人が立ち止まり「おはようございます」と分離令をする。
・机や椅子の整頓をミリ単位でそろえる。
・私共が教室に入ると自然と席から立ちあがり気を付けをする。
・食事中私語はしない。
・全員が席に着席するまで食事を開始しない。
・トイレ使用後に床等が水で濡れていた場合、拭き取る。
他にもありますが、こういったことが自然と出来ておりました。
言ってしまえば軍隊にも近いような徹底ぶりでしたが、やはり重要なのはこういう「しつけ」にあたる部分であると痛感しました。
今回、この研修での学びを受けて教室での指導レベルをさらに向上させていきます。
勉強のことだけでなく、こういった礼儀や所作といった部分まで指導していくのが今の子供たちには絶対に必要です。
勉強を教えることが教育ではありませんから、真の意味での教育を徹底して参ります。
では今回は以上です。